アンボイ・デュークスのヴォーカリスト、ジョン・ドレイクが74歳で死去

下の動画「Amboy Dukes 1968 Journey To The Center Of The Mind」より。左のヴォーカリストがジョン・ドレイク、右がテッド・ニュージェント。

テッド・ニュージェントが率いた米サイケデリック／ハード・ロック・バンド、アンボイ・デュークス（Aｍboy Dukes）のリード・シンガーだったジョン・ドレイク（John Drake）が8月29日、イリノイ州のホスピスにて74歳で亡くなりました。死因は公表されていません。

ジョン・ドレイクは1947年にミシガン州デトロイトで生まれ、アンボイ・デュークスが1967年に発表したデビュー・アルバム『The Amboy Dukes』からリード・ヴォーカリストとして参加していました。

翌1968年に発表したセカンド・アルバム『Journey to the Center of the Mind』のタイトル曲がチャートの第16位を記録する大ヒットになりましたが、ドレイクは同年バンドを脱退しました。

1969年から1970年までアメリカ陸軍に看護兵として勤務した後、自身のバンド、ジョン・ドレイク・シェイクダウンを結成し、ジミ・ヘンドリックスやビーチ・ボーイズ、ブラッド・スウェット＆ティアーズ、シュープリームス、シカゴ、ザ・フー、ヴェルヴェット・アンダーグラウンド、ヴァニラ・ファッジ、プロコル・ハルムをはじめとする多くのバンドと演奏していました。

アンボイ・デュークスは1975年に解散しましたが、2008年に「ミシガン・ロックンロール・レジェンズの殿堂」入りを果たし、オリジナル・メンバーだったドレイクは2009年、テッド・ニュージェントらとデトロイト・ミュージック・アワーズでパフォーマンスを行なっています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。