英フォーク・シンガー／ソングライター、マイケル・チャップマンが80歳で死去

チャップマンは1941年にイングランドのリーズで生まれ、当初はアートと写真を教えていましたが、独学でギターを学び、主に地元リーズのジャズ・バンドで演奏し始めました。
60年代後期にフォーク・クラブやプログレッシヴ業界で名が知れるようになり、1969年にデビュー・アルバム『Rainmaker』を発表、70年代はミック・ロンソンやミック・ケンプ、キーフ・ハートレイらと活動していました。

その後も、アコースティックとエレクトリック・ギターでルーツ・ミュージックを探求し、特にブルースとフォークのプロジェクトで巧みな技術を披露、キャリアを通じて50枚以上のアルバムをリリースしたチャップマンは、2019年のスタジオ・アルバム『True North』が最後の作品となりましたが、後年になってもUK、ヨーロッパ、USツアーを行なっていました。 

チャップマンの訃報を受け、友人のサーストン・ムーアやスティーヴ・ガン、チャップマンのレーベル、パラダイス・オブ・バチェラーズなどから、数々の追悼メッセージが寄せられています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。