アース・ウィンド&ファイアーのサックス奏者、アンドリュー・ウールフォークが71歳で死去

アース・ウィンド&ファイアー(EW&F)でサックス/フルート/パーカッションを担当していたアンドリュー・ウールフォーク(Andrew Woolfolk)が4月24日、6年間の闘病生活の末、71歳で亡くなりました。

EW&Fのヴォーカリスト、フィリップ・ベイリーがSNSで訃報を伝えています。
「彼は、死にゆく地から生きる地へと永遠に移行しました。彼との素晴らしい思い出があります。彼は素晴らしい才能の持ち主で、面白く、負けず嫌いで、機知に富み、そして常にスタイリッシュな人でした。ブースキー……。天国で会おう、マイ・フレンド」
ウールフォークは1950年10月11日にテキサス州で生まれ、子供時代にコロラド州へ移住しました。同州でベイリーとデンヴァー高校に通い、卒業後にニューヨークへ移り、1973年までジャズの巨匠ジョー・ヘンダーソンの下でサックスを学び、同年ベイリーの誘いでEW&Fに加入しました。

EW&Fは当時、すでに3枚のスタジオ・アルバムをリリースしていましたが、サックス奏者のロニー・ロウズが脱退し、後任として加入したウールフォークは、1973年のアルバム『Head to the Sky』から演奏に参加、このアルバムはバンド初のプラチナに認定されました。
アルバム『太陽の化身(Open Our Eyes)』(1974年)インナー・スリーヴより、左下がウールフォーク。


その後も、EW&Fの「September」や「Shining Star」「After The Love Is Gone」など、ウールフォークは多数のヒット曲で活躍し、1993年までバンドに在籍していました。1999年には、EW&Fのメンバーとして「ロックの殿堂」入りを果たし、1995年には、ハリウッド・ウォーク・オヴ・フェイムにEW&Fの星形プレートが刻まれました。

またウールフォークは、ヴァレリー・カーターやトウェニーナイン、スタンリー・タレンタイン、レベル42、フィリップ・ベイリー、トレイシー・スペンサー、フィル・コリンズ、デニース・ウィリアムスらのアルバムにもサックスで参加し、2017年には、「コロラド音楽の殿堂」入りも果たしています。
 
安らかなる眠りをお祈りいたします。
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