ドゥービー・ブラザーズのオリジナル・ドラマー、ジョン・ハートマンが71歳で死去

1978年作『ミニット・バイ・ミニット』、後列左がジョン・ハートマン。
 

ドゥービー・ブラザーズの共同創設者/オリジナル・ドラマーのジョン・ハートマン(John Hartman)が、71歳で死去しました。

バンドが9月22日に訃報を伝えていますが、死因や死亡日など詳しいことは公表されておらず、Wikipediaによると、ハートマンは昨年12月29日に死去したとなっています。

「今日、我々はジョン・ハートマン、すなわち僕らのリトル・ジョンのことを思っています。ドゥービー時代のジョンは、ワイルドな精神の持ち主で、素晴らしいドラマーでエンターテイナーでした。彼は長年の親友であり、個人的にはバンドの複雑な部分でもありました。彼が愛した全ての方々にお悔やみを申し上げます。ジョン、安らかに」
ハートマンは1950年、ヴァージニア州フォールズ・チャーチで生まれ、1970年にトム・ジョンストン、パトリック・シモンズ、デイヴ・ショグレンとドゥービー・ブラザーズを結成しました。当初はハートマンが唯一のドラマーでしたが、デビュー・アルバムをリリースした後、1971年の後半からセカンド・ドラマーのマイケル・ホサックが加入し、1973年にホサックの後任としてキース・ヌードセンが参加、バンドは2016年にエド・トスが唯一のドラマーになるまで、二人編成のドラミングが続いていました。

ハートマンは、バンド1973年のアルバム『The Captain and Me』、1974年の『What Were Once Vices Are Now Habits』、1978年の『Minute by Minute』をはじめとするマルチプラチナ・アルバムで演奏し、1979年の日本ツアーを最後に脱退しましたが、バンドが再結成した1987年に再加入し、1989年のアルバム『Cycles』と1991年の『Brotherhood』に参加した後、1992年まで在籍していました。なお、ハートマンの引退後は、キース・ヌードセンが再び加入し、ヌードセンは2005年に亡くなるまで後任を務めていました。

ドゥービー・ブラザーズは、グラミー賞を4度受賞し、全世界で4,800万枚以上のレコード・セールスを記録しており、ハートマンは2020年、ドゥービー・ブラザーズのメンバーとして、「ロックの殿堂」入りを果たしています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
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