ザ・チューブスのベーシスト、リック・アンダーソンが75歳で死去

サンフランシスコ出身のロック・バンド、ザ・チューブス(The Tubes)の創設メンバー/ベーシストのリック・アンダーソン(Rick Anderson)が12月16日、75歳で死去しました。

バンドがSNSで訃報を伝えています。
「2022年12月16日、我々はブラザーを亡くしました。リックは50年にわたり、バンドにとって揺るぎない存在で、優しい人でした。彼の愛はベースを通じて伝わっていました」
ザ・チューブスは1972年、アンダーソン、ビル・スプーナー、ヴィンス・ウェルニック、ボブ・マッキントッシュによって結成され、奇抜なステージで知られたバンドは、1973年にレッド・ツェッペリンの前座を務めたことで有名になりました。

その後、リック・ウェイクマン(イエス)の協力によりレコード契約を結び、1975年にアル・クーパーがプロデュースしたデビュー・アルバム『The Tubes』」を発表、デビュー・シングル「White Punks on Dope」がカルト的なファン層を築き、バンドのアンセムになりました。

80年代前半にはメインストリームの注目を集め、1981年のシングル「Don’t Want To Wait Anymore」がUSチャートのトップ40に入り、1983年の「She’s A Beaty」がトップ10を記録、同曲のミュージック・ビデオは、当時のMTVで頻繁にオンエアされました。

ザ・チューブスは、1970 年代初期のプログレッシヴ・ロックのショーマンシップとエネルギー、それに続くパンク・ロックのダーティで功利的な世界とのギャップを乗り越えた数少ないバンドの一つで、50年にわたり在籍したアンダーソンは、堅実でパンチの効いたアプローチで高く評価されていました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
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