オーティス・レディングの息子、オーティス・レディング3世が59歳で死去

オーティス・レディングの息子で、シンガー/ソングライター/プロデューサー/ギタリストのオーティス・レディング3世(Otis Redding III)が4月18日、59歳で死去しました。

家族が訃報を伝えており、オーティス・レディング3世は、ジョージア州メーコンの医療センターにて、ガンのため他界したそうです。
父のオーティス・レディングが1967年に飛行機事故で他界した時、わずか3歳だったレディング3世は、1980年代から、兄のデクスター・レディングらと結成したファンク/R&B/ソウル・バンド、ザ・レディングスのメンバーとして注目を集め、バンドは1980年~1988年にかけて6枚のアルバムをリリースしました。

1980年のデビュー・アルバム『The Awakening』からシングル「Remote Control」がUSチャートの第6位、1988年のラスト・アルバム『The Reddings』から「Call The Law」が16位を記録し、父の代表曲をリメイクした1982年の「Sittin’ on the Dock of the Bay」もヒットするなど、バンドは80年代に11曲がチャート入りを果たしました。

レディング3世は、バンド解散後もソロとして活動を続け、R&Bやブルース曲を多数レコーディングしたほか、2018年にカーネギー・ホールで開催された父のトリビュート公演などで歌い、また、特に家族の慈善団体「オーティス・レディング財団」を通じてコミュニティに深くかかわり、毎年恒例のサマー・キャンプでは、子供達に音楽を教えていたそうです。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
商品詳細
The Reddings
『The Awakening』


Amazon Music・MP3(OCT 01 1980)¥1,800
商品詳細
The Reddings
『Steamin’ Hot』


CD(2010/11/2)輸入盤
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ディスク・コレクション グルーヴィ・ソウル

1,980円
スウィート・ソウル・ミュージック──リズム・アンド・ブルースと南部の自由への夢

スウィート・ソウル・ミュージック──リズム・アンド・ブルースと南部の自由への夢

3,520円
ぼくのアメリカ音楽漂流~鈴木カツ ライナーノーツ集

CROSSBEAT Presents ニューオーリンズ・サウンド 追悼:アラン・トゥーサン

1,980円
ぼくのアメリカ音楽漂流~鈴木カツ ライナーノーツ集

ぼくのアメリカ音楽漂流~鈴木カツ ライナーノーツ集

2,420円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ