ロニー・ジェイムズ・ディオの生涯を振り返る日本未公開ドキュメンタリー9/29発売。日本盤のみボーナス映像を収録

ロニー・ジェイムズ・ディオの生涯を振り返る、日本未公開のドキュメンタリー映画が日本ではソフトで発売されます。海外での公開情報は昨年9月14日MLCニュースでもお伝えしましたが、日本盤のDVD/ブルーレイには日本だけのボーナス映像が追加収録されます。
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

伝説的なヘヴィ・メタル・シンガー、ロニー・ジェイムズ・ディオの生涯を振り返る日本未公開のドキュメンタリー映画が9月29日にDVDとブルーレイで発売。日本盤のみボーナス映像を収録。
伝説的なヘヴィ・メタル・シンガー、ロニー・ジェイムズ・ディオが、生涯を振り返る初のドキュメンタリー映画『ディオ:ドリーマーズ・ネヴァー・ダイ』をDVD、ブルーレイ、そして特別仕様のデラックス・エディションの日本盤で9月29日に発売することが決定した。

デラックス・エディションにはDVDとブルーレイのほか、限定グッズも付属予定。

この商品の発表にあわせてトレーラーが公開されている。

映画『ディオ:ドリーマーズ・ネヴァー・ダイ』は、テキサス州オースティンで行なわれた2022年のサウス・バイ・サウスウェスト映画祭で世界初公開された。その後、昨年秋には特別イベントとして世界各地の600ヶ所以上の映画館で上映され、現在ではSHOWTIMEで配信されている。

ディオは1950年代にドゥー・ワップの歌手としてキャリアを始めたあと、ロック・シンガーに転向し、エルフや、リッチー・ブラックモア率いるレインボーのメンバーとして活動。その後、オジー・オズボーンの後任としてブラック・サバスに加入し、ついには自らのバンド、ディオを結成してロック・スターとしての地位を確かなものにしている。この作品は、そんな彼の驚くべき成功の軌跡を詳細に描いている。劇中では、初公開となる秘蔵映像やプライヴェート写真がふんだんに使用されているほか、親しいミュージシャンたちや家族、友人と彼との仲睦まじい姿も見ることができる。ディオはロック界における真のスターの一人として、非常に多くの人たちから愛されてきた。映画ではウェンディ・ディオ、トニー・アイオミ、ギーザー・バトラー、グレン・ヒューズ、ヴィニー・アピス、リタ・フォード、ロブ・ハルフォード、セバスチャン・バック、エディ・トランク、ジャック・ブラックなどディオと近い関係にあった著名人たちが、彼の生涯について語っている。

ロニーの妻であるウェンディ・ディオは、マネージャーとしても長年に亘ってディオを支えてきた。この映画のエグゼクティヴ・プロデューサーも務めた彼女は以下のように語る。

「私はこのドキュメンタリー作品を手落ちのないものにしたいと思っていました。波乱万丈だったロニーの人生をファンの皆さんに振り返ってもらえる作品にしたかった──つまり順調だったときのことも、苦しかったときのことも、そのどちらでもないときのことも取り上げたかったのです。そして何より、古くからの熱心なファンでも知らないような出来事まで描きたかったんです。この映画ではそのすべてを、最後の最後まで語り尽くしています」

同作は上述のサウス・バイ・サウスウェスト映画祭だけでなく、トロントで開催されたホット・ドックスや、ボストン・インディペンデント映画祭、ドック・リスボア、韓国の堤川国際音楽映画祭、ギリシャはアテネのインターナショナル・フィルム&ビデオ・フェスティバル、同じくアテネのギミー・シェルター映画祭などに出品。昨年10月には、スペインのバルセロナで行なわれたイン・エディット国際音楽ドキュメンタリー映画祭で観客賞を受賞している。

遺族からの全面サポートを受けて制作されたこの作品の監督を務めたのは、ドン・アーゴットとデミアン・フェントンの二人(その他の作品に『Framing John DeLorean』『Believer』『Last Days Here』などがある)で、プロデューサーはドン・アーゴットと9.14ピクチャーズのシーナ・ジョイス、エグゼクティヴ・プロデューサーはニジ・プロダクションズのウェンディ・ディオとBMGのキャシー・リヴキン・ダウムがそれぞれ担っている。

ロニー・ジェイムズ・ディオは2010年に胃がんでこの世を去ったが、現在でも史上屈指の影響力を持つロック・アーティストとして、また史上最高のヴォーカリストの一人として音楽の歴史に名を残している。そんな彼は1950年代から2000年代まで、実に輝かしいキャリアを歩んできた。このドキュメンタリーでは、バンドの脇役からシンガー、ならびにソングライターへと成長していった彼の軌跡が描かれている。そうして彼は、世界的に知られるロック・バンド──それも1組ではなく3組のバンド──のフロントマンを務めるに至った。レインボー、ブラック・サバス、ディオというそれらの3グループが、いずれもマルチ・プラチナ級のセールスを上げ、ライヴではアリーナを沸かせるほどの人気を誇ったことは言うまでもないだろう。また、いまやハード・ロック/ヘヴィ・メタルの代名詞となっている “メロイックサイン” を世に広めた人物でもあるディオ。彼は、ロック・シンガーとしての夢をまっすぐに追い続けたことで知られ、次世代のアーティストたちにも影響を与え続けている。そしてディオは、偉大な才能を持つミュージシャンとしてのみならず、心優しい人物としても世界中のファンの記憶に刻まれている。だからこそ、“ロニー・ジェイムズ・ディオ・スタンド・アップ&シャウト・キャンサー・ファンド” を通じて、彼を慕うファンから何百万ドルものがん研究資金が集まっている。

監督を務めたアーゴットとフェントンはこう話している。

「信念と才能と優しさを併せ持つロニー・ジェイムズ・ディオのような人物は、最近ではめずらしくなってきています。だから、人の心を動かす力がある彼の物語を伝えられることにワクワクします。彼は生涯を通じて自分自身を信じ、自分の夢を追い続けたのです。子どものころからDIOのファンである私たちにとって、ロニーの人生を映画にするというのはとても恐れ多いことですが、観客の皆さんにこの作品を楽しんでもらうことを心待ちにしています」

【商品情報】
ロニー・ジェイムズ・ディオ
『ディオ:ドリーマーズ・ネヴァー・ダイ』
Ronnie James Dio/DIO : DREAMERS NEVER DIE

発売日:2023年9月29日(金)
〈日本盤のみ〉
日本語字幕付、ボーナス映像追加収録、英文解説翻訳付

日本盤は下記3フォーマットで発売。

[1]デラックス・エディション
UIBY-75137/18,700円(税込)/輸入国内仕様/完全生産限定盤

デラックス・エディションには、DVDとブルーレイのほか、ディオの公式グッズ──ロゴ入りのトレーディング・カード、ギター・ピック、ピン・バッジ、コースター、劇中の一場面を切り取った折り畳みポスターなど──も併せて封入。

ユニバーサル公式ストアで購入する

Amazon:VD+BLU-RAY(‎ 2023/9/29)¥18,700[完全生産限定盤/DVD+BLU-RAY]

MUSIC LIFE CLUB 発足5周年記念
LEGEND OF ROCK ~For Rainbow Lovers~

・会場:Shibuya duo MUSIC EXCHANGE

(東京都渋谷区道玄坂2丁目14-8 O-EASTビル1F)

・日時:2023年7月10日(月)開場:18:30 開演19:30
・料金:前売6,000円(税込)当日6,500円(税込)

・出演:Rainbow Tribute Special Unit
Vo:DioKen(RE-ARISE)
Gt:島 紀史(CONCERTO MOON)
Ba:寺沢功一 (PUNISH/RIDER CHIPS/ex.BLIZARD)
Key:厚見玲衣(VOW WOW/カルメン・マキ&OZ)
Dr:本間大嗣(NAKED MACHINE/ex.FLATBACKER, EZO)

■チケット発売中:イープラス

・主催:LEGEND OF ROCK/duo MUSIC EXCHANGE
・企画制作:LEGEND OF ROCK/duo MUSIC EXCHANGE
・特別協力:(株)シンコーミュージック・エンタテイメント/MUSIC LIFE CLUB
チケットへの問い合わせ:duo MUSIC EXCHANGE TEL:03-5459-8716
ロニー・ジェイムズ・ディオ自伝

ロニー・ジェイムズ・ディオ自伝

3,300円

ロニー・ジェイムズ・ディオ(著)、ミック・ウォール&ウェンディ・ディオ(共著)、前むつみ(翻訳)
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YOUNG GUITAR 2023年06月号 特集:ロニー・ジェイムズ・ディオとギタリスト

1,200円
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