ミック・フリートウッド＋ジェイク・シマブクロ、クリスティン・マクヴィーの「Songbird」をカヴァー。マクヴィーの未発表曲も公開

フリートウッド・マックのドラマー、ミック・フリートウッドと、ウクレレ奏者／作曲家のジェイク・シマブクロが7月12日、昨年11月に他界したクリスティン・マクヴィー（2022年12月1日MLCニュース）の生誕80周年を記念し、インストゥルメンタルでカヴァーしたマクヴィーの曲「Songbird」をリリースしました。

マクヴィーが書いた「Songbird」は、フリートウッド・マック1977年の大ヒット・アルバム『Rumours』（邦題『噂』）に収録され、バンドのコンサートでは、マクヴィーがステージ最後に歌っていました。

ハワイ在住のフリートウッドとシマブクロは、今年4月にマウイ島にあるフリートウッドのスタジオでレコーディングしており、次のように語っています。

フリートウッド「素晴らしいカヴァー曲になったけど、当初リリースする計画はなかった。でも、クリスティンの誕生日が近いと聞き、彼女が、自身とフリートウッド・マックの両方で世に出した全ての素敵な音楽へのトリビュートとして、今がこの曲をシェアするのに相応しい時だと思ったんだ」

シマブクロ「心に長く残る（フリートウッドの）ドラム・グルーヴが、僕を愛と平和に満ちた場所へ連れて行ってくれました。スタジオで過ごした時間は非常に特別な瞬間で、決して忘れることはないでしょう」

また、マクヴィーが1984年に発表したセカンド・ソロ・アルバム『Christine McVie』と、2004年のサード・ソロ・アルバム『In the Meantime』が、11月3日にCDとヴァイナルでリイシューされることになり、アルバム『In the Meantime』のセッション中に録音されたマクヴィーの未発表曲「Little Darlin’」がリリースされました。

この未発表曲は、アルバム『In the Meantime』の作曲とプロデュースに参加したマクヴィーの甥ダン・パーフェクトが、新たにミキシングしています。