絶賛公開中『コンサート・フォー・ジョージ』大好評につき各地で公開が続々決定!+公開記念トーク・イベント第2弾、藤本国彦×本秀康トークイベント・レポート到着!

ジョージ・ハリスン生誕80周年『コンサート・フォー・ジョージ』は絶賛公開中。それにあたり劇場初上映記念トーク・イベントとしてピーター・バラカン氏による第1弾に続き(8月4日MLCニュース参照)、第2弾として行なわれた藤本国彦/本秀康両氏によるトークイベントのレポートが参りました。
〈以下、公式インフォメーションより〉

絶賛公開中!『コンサート・フォー・ジョージ』
藤本国彦氏、本秀康氏による 第2弾公開記念トーク・イベントのレポートが到着!
大好評につき各地で公開が続々決定!
 
“静かなるビートル” ジョージ・ハリスン生誕80周年を記念し、日本で初劇場上映中の『コンサート・フォー・ジョージ』。7月下旬より東京TOHOシネマズ シャンテ他全国7館で上映をスタートし、ジョージへの愛が溢れるトリビュート・コンサート映画に多くの感動の声が集まる中、現在公開中の12劇場に加え、全国40劇場での拡大公開が決定しました!

また、2002年の開催から21年を経て、初めて日本で劇場上映となったこの貴重な公開を記念して、第2弾公開記念トークイベントが8月3日(木)にTOHOシネマズ シャンテにて開催されました。登壇ゲストはビートルズ研究家の藤本国彦氏と、ジョージ・ハリスンの大ファンとして知られ、本作にも描き下ろしのイラスト(下画像)を寄せてくださったイラストレーターの本秀康氏。本編が終わると満席の会場からは拍手が沸き、藤本氏と本氏の登場により会場は一気に暖かい空気に包まれました。
◎本秀康(もと ひでやす) プロフィール
上画像左:1969年京都生まれ。イラストレーター/漫画家/7inchレコード・レーベル「雷音レコード」主宰。著書に『MUSIC BOOK 本秀康音楽イラストレーション集』(Pヴァイン)、『レコスケくん』(ミュージック・マガジン)、『あげものブルース』(亜紀書房)、『ワイルドマウンテン』(小学館)、『たのしい人生 完全版』(青林工藝舎)などがある。
◎藤本国彦(ふじもと くにひこ) プロフィール
音楽情報誌『CDジャーナル』編集部(1991年~2011年)を経てフリーに。主にビートルズ関連書籍の編集・執筆やイベント・講座などを手がける。主な著作は『ビートルズ213曲全ガイド』『ゲット・バック・ネイキッド』『ジョン・レノン伝 1940-1980』『気がつけばビートルズ』『365日ビートルズ』。映画『ザ・ビートルズ~EIGHT DAYS A WEEK‐The Touring Years』『ザ・ビートルズ:Get Back』『ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インド』『ジョン・レノン~音楽で世界を変えた男の真実~』『ミスタームーンライト~1966 ザ・ビートルズ武道館公演 みんなで見た夢~』などの字幕監修/監修も担当。最新編著は『ディスカバー・ビートルズ THE BOOK』。相撲とカレーと猫好き。
試写を含めて大スクリーンでの鑑賞は3回目になるというお二人、「大画面で観ると迫力満点で、ロイヤル・アルバート・ホールにいるような感じになるのがいいですね」(藤本氏)、「音が良くて、拍手の臨場感もあって、間違えて曲終わりに拍手をしそうになる位でした」(本氏)と音・映像ともにリマスターされた本作を映画館でご覧になっての感想からスタート。

「まず出演アーティストがいいですよね」と藤本氏が語ると、「ジョージを感じられるし、これだけの人が集まるだけでもすごいのに、自分の持ち歌を歌わず、ジョージの曲だけを歌うというのはなかなかないこと」と本氏。2002年のコンサートを見るチャンスがあったという本氏は、「ジョージが出ていないことがわかっていたので、行かなかったんですがバカなことをしたな〜」と会場の笑いを誘いました。

ポール・マッカートニー、リンゴ・スターという元ビートルズのメンバー2人が参加している本作に関して「このコンサートで珍しいのは、ポールが脇役になってるところ」と藤本氏が語ると、その後話題はポールを中心に。
「ポールがジョージの曲を歌っているだけで泣ける」という本氏に、「脇役に徹しながらも、その存在感、声は唯一無二、大物感というよりも安心感を感じる」という藤本氏、続けて「癒し系かな? 珍しく “慈愛” という言葉がポールに似合っていますね」と、再び会場の笑いを誘う場面も。

ポールとクラプトンが二人でハモる所が感動的(本氏)という「サムシング」に関しては、ポールのウクレレ弾き語りからスタートし、途中からバンド演奏に変わっていくアレンジに関して、このコンサートをきっかけにポールが自身のコンサートに取り入れた、というエピソードが藤本氏から語られました。

また、1971年の「バングラディシュ・コンサート」、1974年の北米ツアー、1987年のプリンス・トラスト、1991年の来日公演と数少ないジョージのソロ公演で歌われてきた「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」に関して「ジョージの公演では、ジョージの曲だと思って聞いていたんですけれど、ここでは『ホワイト・アルバム』に入っているビートルズの曲に聞こえるんですよ。ポールの頭のピアノだけでこんなに変わるのかと思う」と本氏が話すと、「その通りですね。リンゴもいますしね。ポールのピアノに加えて、クラプトンがレコードと同じソロを弾いているのも泣けますよね」と藤本氏もコメント、深く頷かれていました。

「インド音楽の厳かな感じが追悼コンサートにふさわしいし、モンティ・パイソンの笑いが入っているのもすごいし、超大物が集まってロックを演奏するというのも素晴らしい。すごく練られたたようで、ジョージがやってきたことを全部入れただけなんですよね。それですごくいい追悼コンサートになるっていうのがすごいですよね」本氏が語ると、「出しゃばる人がいないのもジョージらしくていいですね」と藤本氏。

他にも、ビートルズ、そしてジョージ・ハリスンに精通するお二人からときに笑いを交えた様々なエピソードが語られ、会場からの大きな拍手とともに30分のトークショーは終了となりました。

ジョージ・ハリスンを敬愛する豪華アーティストが一堂に介し、ジョージの残した名曲を演奏して追悼を捧げる本作。58歳という若さでなくなったジョージとほぼ同世代の出演アーティスト達の、ジョージへの思いが一つになり、まるで会場にジョージがいるような感覚が感動を呼ぶ本作、ぜひ劇場でご体験ください。

対談レポート掲載ページ

大好評につき上映劇場が全国に拡大中!

現在公開中の12館に、追加40劇場(以下記載)で今後の上映が決定しております。

●北海道/東北
北海道

シネマ・トーラス 8/19(土)〜
イオンシネマ小樽 10/27(金)〜
山形:イオンシネマ天童 10/27(金)〜
岩手:中央映画劇場 順次公開
福島
まちポレいわき 9/1(金)〜
イオンシネマ福島 10/27(金)〜
宮城:チネ・ラヴィータ 9/15(金)〜

●関東
東京:吉祥寺オデヲン 8/11(金)〜
神奈川
川崎アートセンター 9/9(土)〜
イオンシネマ海老名 10/27(金)〜
イオンシネマ座間 10/27(金)〜
埼玉
ユナイテッド・シネマ ウニクス南古谷 10/27(金)〜 ※訂正
イオンシネマ川口 10/27(金)〜
千葉:イオンシネマ千葉ニュータウン 10/27(金)〜
茨城
シネマサンライズ 9/22(金)〜
イオンシネマ守谷 10/27(金)〜
群馬:イオンシネマ高崎 10/27(金)〜
栃木:宇都宮ヒカリ座  10/6(金)〜 ※追記
●中部/北陸
新潟
高田世界館 8/12(土)〜
シネ・ウインド 順次公開
石川:シネモンド 順次公開
長野:長野グランドシネマズ 9/8(金)〜
静岡:シネ・ギャラリー 9/22(金)〜
愛知:イオンシネマ名古屋茶屋10/27(金)〜
岐阜:CINEX 8/26(土)〜
三重:イオンシネマ東員 10/27(金)〜

●近畿/中四国
兵庫:イオンシネマ三田ウッディタウン 10/27(金)〜
滋賀:イオンシネマ近江八幡10/27(金)〜
和歌山:イオンシネマ和歌山 10/27(金)〜
岡山:シネマ・クレール丸の内
広島:八丁座 8/18(金)〜
島根:松江東宝5 順次公開
山口:イオンシネマ防府 10/27(金)〜
徳島:ufotable cinema 9/22(金)〜
愛媛:イオンシネマ今治新都市 10/27(金)〜
香川:イオンシネマ東高松 10/27(金)〜

●九州/沖縄
佐賀
:シアター・シエマ 9/22(金)〜
宮崎:宮崎キネマ館 9/8(金)〜
大分:シネマ5 8/12(土)〜
沖縄:桜坂劇場 8/12(土)〜

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『コンサート・フォー・ジョージ』

『コンサート・フォー・ジョージ』はジョージ・ハリスンが他界したちょうど1年後の2002年11月29日に盟友エリック・クラプトンと妻オリヴィア・ハリスンによって開催された、ジョージ・ハリスンの音楽と“美しき人生”を称えるトリビュート・コンサート映画。

音楽監督を務めるエリック・クラプトンの呼びかけで、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、ジュールズ・ホランド、ビリー・プレストン、シタール奏者のラヴィ・シャンカール、トム・ハンクスがサプライズ参加したモンティ・パイソンまで、ジョージを愛するアーティストが奇跡の共演を果たし、ジョージの名曲の数々を演奏するトリビュート・コンサートは、ジョージ・ファンはもとより、音楽ファンの心を揺さぶる歴史的一夜として語られています。

今回、日本初劇場公開となる『コンサート・フォー・ジョージ』は、昨年開催20周年を記念し海外でワンナイト上映された、高音質・高画質のリマスター版。豪華アーティストが結集した感動溢れるコンサート映画を劇場の大スクリーンで体験ください。

オフィシャル・サイト

■著名人の方々からの推薦コメント (敬称略・50音順)

掲載ページ

オカモトコウキ(OKAMOTO'S)/岸田繁(くるり)/喜多建介(ASIAN KUNG-FU GENERATION)/杉真理(シンガー・ソングライター)/立川直樹(プロデューサー/ディレクター) /直枝政広(カーネーション)/萩原健太(音楽評論家)/藤田朋子(俳優)/藤本国彦(ビートルズ研究家)/ピーター・バラカン(ブロードキャスター)/星加ルミ子(元ミュージック・ライフ編集長)/本秀康(イラストレーター)/安田顕(俳優)/山崎洋一郎(ロッキング・オン編集長)/湯川れい子(音楽評論・作詞家)/和田唱(TRICERATOPS)

■ 映画劇場予告編
●7.28公開『コンサート・フォー・ジョージ』
100秒劇場予告編

60秒劇場予告編

■ 映画作品概要

作品名:『コンサート・フォー・ジョージ』
上映時間:約102分
監督:デヴィッド・リーランド
製作:レイ・クーパー、オリヴィア・ハリソン、ジョン・ケイメン
製作総指揮:オリヴィア・ハリソン、ブライアン・ロイランス

音楽監督:エリック・クラプトン
コンサート・オーディオ・プロデュース:ジェフ・リン
撮影監督:クリス・メンゲス
編集:クレア・ファーガソン

出演:エリック・クラプトン、ポール・マッカートニー、トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ、ジェフ・リン、リンゴ・スター、ジョー・ブラウン、サム・ブラウン、ジュールズ・ホーランド、ビリー・プレストン、レイ・クーパー、アヌーシュカ・シャンカール、ラヴィ・シャンカール、モンティ・パイソン with トム・ハンクス

制作年:2022年  制作国:アメリカ  
コピーライト:© 2018 Oops Publishing, Limited Under exclusive license to Craft Recordings
公開表記:7/28(金)〜 TOHOシネマズ シャンテほか公開
公開作HP:『コンサート・フォー・ジョージ』HP

■ ビートルズ研究家・藤本国彦さんによる曲解説動画
「ホワイル・マイ・ギター・ジェントリー・ウィープス」
「オール・シングス・マスト・パス」
「ハンドル・ウィズ・ケア」
 

ジョージ・ハリスン生誕80周年記念 関連作品

ジョージ・ハリスン・インタヴューズ

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3,520円

アシュリー・カーン(編)、伴野由里子(訳)
V/A 『コンサート・フォー・ジョージ』
2018.2.23発売

劇場の感動をご自宅で。ロイヤル・アルバート・ホールにビッグ・スターが集いジョージ・ハリスンを偲んだ伝説のコンサートのライヴ盤がリリース。本作品はグラミー賞「ベスト・ロング・フォーム・ミュージック・ビデオ」を受賞。

ザ・ビートルズでの活躍をはじめ、ソロになってからも数多くの名曲を残したジョージ・ハリスン。ジョージが他界してからちょうど1年後の2002年11月29日にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでジョージの妻オリヴィア・ハリスンと盟友エリック・クラプトンの発案によって行われた伝説のトリビュート・コンサートがリリース。

<商品フォーマット>
『コンサート・フォー・ジョージ』(2CD + 2Blu-ray)
<輸入盤> 品番 : 720-3003 | 価格:オープンプライス 他、全4形態で発売

商品形態・収録曲他詳細:ユニバーサル・ミュージック 公式ページ
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