ピーター・ガブリエル、12月発売の新作『i/o』から「And Still（Dark-Side Mix）」公開

ピーター・ガブリエルが、12月1日発売の新アルバム『i/o』から、新曲「And Still（Dark-Side Mix）」を公開しました。

この曲について、ガブリエルは次のように語っています。

「何年も前に父のために曲を書いて、実際に演奏した曲を父に聴かせることができたんです。それが “Father, Son” でした。母が亡くなったとき、母のために何かをしたいと思っていましたが、曲が書けるほど心が穏やかになり、距離を置けるようになるまでしばらく時間がかかりました」

「また、両親が反応した音楽スタイルで書こうとしていたので、おそらくこの曲に影響を与えた40年代の音楽があると思います。途中で、母に美しいメロディを書きたいと思い、彼女はクラシック音楽が大好きだったので、美しいチェロの演奏を入れました。納得できるようになるまで時間がかかりましたが、感情的になりすぎたり、控えめに演奏しすぎることなく、最終的には上手くいったと思います」

なお、新アルバムに収録された全12曲には、マーク “スパイク” ステント（Mark 'Spike' Stent）が担当した “Bright-Side Mix” と、チャド・ブレイク（Tchad Blake）が制作した “Dark-Side Mix” があり、両ヴァージョンは2CDおよび、個別の2LPエディション（2LP「Bright-Side Mix」／2LP「Dark-Side Mix」）に収録されています。

また、ハンス＝マーティン・バフによる3番目のヴァージョン “Inside-Mix” は、2CD＋Blu-rayのBlu-rayに収録されています。

ピーター・ガブリエル公式オンライン・ストア

新アルバムについては、10月19日のMLCニュースに掲載されたメイカー・インフォメーションがありますので、国内盤についてはそちらもご参照ください。