The Beatles × Shinko Music NOW AND THEN
【ミュージック・ライフ写真館〜ML Imagesライブラリー】
特設ページ開設記念、ML写真館「ザ・ビートルズとプレス」
【ミュージック・ライフ写真館/ML Imagesライブラリー 撮影:長谷部 宏 pix : Koh Hasebe / ML images / Shinko Music】
そして今回のオリジナル・コンテンツ第2弾! お待たせしました、「ミュージック・ライフ写真館」ザ・ビートルズ編をお送りします。「ML写真館」はみなさんに大好評のコーナーですが、実はビートルズを取り上げるのは初めて。といいますのが……。
彼らの写真については、国内で複数回取材しているメディアはおそらく弊社を置いて他になく、保有している写真の量は世界的に見てもかなり上位に位置すると自負しております。しかしこの60年間、どのフォト・セッションからもあらゆる出版物に使用されてきているので、ビートルズ・ファンで弊社の刊行物をお持ちの方なら一連の写真のどれかはご覧になったことがあるはず。そんなんじゃ目新しさに欠けるしな……とこれまで取り上げないで来たのですが。──と思っていたら! 実はまだほとんど初出と思われるものがありました。1965年のとある共同記者会見〜一斉個別取材を捉えたもの。今回はそのお蔵出しに合わせ、ツアーでのステージとオフの合間の4人の大事な仕事を捉えた、「ザ・ビートルズとプレス」というテーマでお送りいたします。
なお、非常に貴重な写真であるが故、悪質な無断使用が見受けられます。そのため少々お見苦しいですが、「ML images」の透かしロゴを入れさせていただいております点、なにとぞご容赦ください。
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しかし宮崎はせっかくのチャンスを逃すまいとパブリシストのトニー・バーロウに食いついて我慢強く交渉、インタヴュー取材の機会を勝ち取ります。翌々日の15日にホテルの一室に来るよう指定され、足を運んでみるとおそらく米国中のラジオ局など厳選された大手メディアからDJ(記者?)が8組集められており、『ミュージック・ライフ』も「一斉個別取材」のひと枠に入れてもらえたようで、ここでようやくインタヴュー取材が実現。同年8月号の和服姿の星加ルミ子編集長がメンバーと共に表紙を飾ったEMIスタジオ訪問(ちなみにジョー宮崎もその取材に通訳として同行)以来の取材が実現し、彼らの言葉が再び誌面を飾ることになったのです。
そして2段目左から、再びリンゴ。非常に真剣な眼差しでインタヴューに答えています。さらにジョージをまた少し離れた場所から。次の一枚は本ページトップにも使用しているMLの取材に答えるジョン(左がジョー宮崎)。気のせいかこの時の彼、軽くふっくらしていますね。そして最後は再びポールの姿で、立ったままで取材に対応しています。
各社からリクエストは猛烈に殺到していたでしょうから、そこに米国のメディアでもないMLが選ばれたのは超ラッキー。これも2ヵ月ほど前の星加編集長による英国訪問取材があってこそのものだったことでしょう。ビートルズ・サイドにしたら、もしやこの頃もう日本公演を見据えていたのでしょうか。
公演を終え日本を発った一行はフィリピンへ立ち寄り2公演をこなしたのち、今度は太平洋を横断して一路3度目のUSツアーへ。LAで入国して公演のためにまず降り立ったのはシカゴでした。ML取材班はもちろんこれにも同行しています。
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この取材旅行、星加さんはじめ編集部はビートルズだけを追っていたわけではなく、シカゴではチェス・レコード訪問や『プレイボーイ』編集部訪問、メンフィスではエルヴィスの自宅グレースランドなども取材し、主にビートルズ以外のものをまとめて「取材旅行記」として掲載。そして次に取材班が4人を捉えたのは19日(金)、そのメンフィスでのことでした。会場はミッドサウス・コロシアムで、この時の記者会見も昼・夜2公演の間に会場内で開かれています。その模様を捉えたのがこちらの3枚。
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しかし──。彼らのライヴ活動はここで停止(一旦)。サンフランシスコのキャンドルスティック・パークを最後に、“ツアー・バンド:ザ・ビートルズ” はここで活動をやめることになります。が、それでも追いかけるのがML編集部。次に彼らと顔を合わせるのは、1967年9月、ロンドンのEMIスタジオ(のちのアビイロード・スタジオ)です。
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次の4枚のカットは1968年5月、フランスはカンヌで開かれた(その後5月革命の勃発を受け、この年は中止に)カンヌ国際映画祭を訪れたジョージとリンゴ。ジェーン・バーキン(左)が主演、ジョージがサントラを製作した映画『ワンダーウォール』が出品されたことで招待されてのもの。プレス向けの演出としてボートで到着、二人を先頭に桟橋を練り歩いてくるところを撮影。まあ何しろジェーン・バーキンが桁違いに可憐です。
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そして最後は1968年、アップル・コーポレーションのクリスマス・パーティに招待された星加さん。リンゴはこの時息子さん二人を連れて出席していて、2枚目でリンゴがごはんを食べさせているのが次男のジェイソン・スターキー(当時1歳4ヵ月)。その左隣(1枚もどって黒いタートルのシャツを着用しているのが)長男ザックのようです(3人兄弟の末っ子リー〈長女〉は当時まだ生まれていません)。この時星加さんはリンゴに二人の子守を頼まれたりもしたそうです。3枚目は同パーティでのジョンとヨーコで、ここまでならプレスとしてではなくプライヴェートでの参加じゃないの!?と思われそうですが、実はアップル・オフィス(4枚目)の取材なんかもしています。
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「ミュージック・ライフ写真館」では、こうして弊社のライブラリから、当時誌面を賑わせた/未公開のままだった写真を公開しています。クイーン、レッド・ツェッペリンなど、過去の公開分も併せて是非お楽しみください!
過去の「ミュージック・ライフ写真館」はこちら。
現在我々は、そのコレクションを「ML Images」と名付け、膨大な量の写真を地道に整理整頓しつつ、貸し出すサービスを行なっており、ライブラリへアップロード済みの画像は目下約3万点で、現在も増え続けております。ご利用をご希望のメディア/展示スペースの方は、弊社までご連絡いただければ、具体的なご希望がない場合でもスタッフがお応えいたします。お気軽にご相談ください。メールはこちらから。
※個人の方へのご提供は行なっておりません。
The Beatles × Shinko Music NOW AND THEN
The Beatles
「Now And Then」
・Amazon Music・MP3(NOV 02 2023)¥400
・CD(2023/12/1)¥1,100
・CD(2023/11/17)輸入盤
2. ラヴ・ミー・ドゥ
①7インチ・ブラック UIKY-75120/2,530円税込[11/17発売]
②7インチ・クリア UIKY-75121/3,025円税込[11/17発売]
③7インチ・ブルー UIKY-75122/3,025円税込[11/17発売]
④12インチ・ブラック UIJY-75252 / 3,465円税込[11/17発売]
⑤7インチ・マーブル〈ザ・ビートルズ・ストア限定商品〉PDKT-1001/3,025円税込[11/17発売]
⑥カセット〈ザ・ビートルズ・ストア限定商品〉584-5179/[11/3発売]
ザ・ビートルズ
『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』 2023エディション
・2CDs(2023/11/10)¥4,180(通常盤/SHM-CD/2枚組)
・3LPs(2023/11/10)¥13,200
ザ・ビートルズ
『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』 2023エディション
・2CDs(2023/11/10)¥4,180(通常盤/SHM-CD/2枚組)
・3LPs(2023/11/10)¥13,200
ザ・ビートルズ
『ザ・ビートルズ 1962年~1966年』『ザ・ビートルズ 1967年~1970年』 2023エディション
6LPs(2023/11/22)¥25,300(通常盤)
■ビートルズ関連最新刊・発売中!
YOUNG GUITAR 2024年1月号 表紙・巻頭大特集:ザ・ビートルズ
MUSIC・2023.11.30
12/8発売 表紙・巻頭大特集はザ・ビートルズ、第2特集はザ・ローリング・ストーンズ〜『YOUNG GUITAR』1月号
WINGS OVER THE PLANET ポール・マッカートニー&ウイングスの軌跡
MUSIC・2023.06.16
ハッピー・バースデイ、ポール! 6月18日に81歳を迎えるポール・マッカートニー。ウイングス・ファン待望、ウイングス最強期の軌跡を辿った集大成書籍が今秋発売決定!
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『ポール・マッカートニー&ウイングスの軌跡』の特別購入特典が決定! ウイングス・ステッカー、ピクチャー・カード(B5サイズ)を限定店舗でプレゼント!
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