フォールズのヤニス・フィリッパケスと故トニー・アレン、奇才二人によるコラボEPがリリース

2020年にこの世を去ったトニー・アレンのまた新たな音源が。フォールズのヤニス・フィリッパケスとのコラボEP『ラゴス・パリス・ロンドン』がリリースになります。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

フォールズのヤニス・フィリッパケスと偉大なドラマー、故トニー・アレン。奇才二人によるコラボレーションEP『ラゴス・パリス・ロンドン』がリリース。

2016年、フォールズ(Foals)のフロントマンであるヤニス・フィリッパケス(Yannis Philippakis)は、偉大なドラマー、トニー・アレン(Tony Allen)との2日間のセッションという、一生に一度のチャンスを与えられた。トニーのフェラ・クティ(Fela Kuti)、セバスチャン・テリエ(Sébastien Tellier)、ジェフ_ミルズ(Jeff Mills)らとのマルチ・ジャンルでの活動を、ヤニスは強くリスペクトしていた。煙が充満し、70年代を彷彿とさせるパリのスタジオで、ヤニスはノスタルジックなアフロ・ビートのレコードを作ることを期待していた。しかし、まったく違うものが現れた。2人はすぐに直感的なテレパシーを確立し、ジャムやループから発芽した音楽は、ロック、ファンク、ジャズ、ダブなど、さまざまなタッチポイントを持ち、2つのカルチャーとクリエーターが衝突。その瞬間のために音楽を作ることで表現が解放されるという独特の雰囲気に引き立てられた。トニーのコラボレーターであるヴィンセント・ティージャー(Vincent Taeger:percussion, marimba)、ヴィンセント・トレル(Vincent Taurelle:keys)、ルドヴィック・ブルニー(Ludovic Bruni:bass, guitar)が加わり、その最初の集まりで完成に近い曲が幾つか生まれ、その後の数回のセッションでさらに練り上げられた。しかし、スケジュールの問題とCOVIDの制限の間に、レコーディングは完成することなく、トニーは2020年4月に79歳で他界した。ヤニスは、このプロジェクトを完成させることに深い義務を感じていた。それは、友人を称え、祝うためだけでなく、トニーがこれらの曲を世界と共有することを熱望していたからである。その結果、ヤニス&ザ・ヨー(Yannis & The Yaw)名義で5曲入りのEP『Lagos Paris London』がリリースされることになった。

■More info:Big Nothing
【リリース情報】2024.9.4 ON SALE

ヤニス&ザ・ヨー『ラゴス・パリス・ロンドン』
Yannis & The Yaw/Lagos Paris London

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
TRANS787CDJ[CD/国内流通仕様]
商品詳細
Yannis & The Yaw
『Lagos Paris London feat. Tony Allen』


Amazon Music・MP3(AUG 30 2024)¥900
1. Walk Through Fire
2. Rain Can’t Reach Us
3. Night Green, Heavy Love
4. Under The Strikes
5. Clementine
商品詳細
Tony Allen
『There is No End』


Amazon Music・MP3(MAY 07 2021)¥1,900
CD(2021/5/7)輸入盤
商品詳細
Tony Allen & Hugh Masekela
『Rejoice(Special Edition)』


Amazon Music・MP3(OCT 22 2021)¥1,800
CD(2021/10/22)輸入盤
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