ミツキ、最新作『The Land Is Inhospitable And So Are We』よりニュー・シングル「Star」ビデオを公開

日系のアメリカ人女性シンガー・ソングライター、ミツキの昨年9月にリリースされた最新作『ザ・ランド・イズ・インホスピタブル・アンド・ソー・アー・ウィ』は、全米で12位、全英では4位というヒットを記録。今回同作よりニュー・シングル「Star」をリリース、ビデオも公開されました。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ミツキ、最新アルバム『The Land Is Inhospitable And So Are We』より、ニュー・シングル「Star」のビデオを公開。

高く賞賛された『The Land Is Inhospitable and So Are We』の北米ツアー(春)を終えたばかりのミツキ(Mitski)が、ニュー・シングル「Star」のビデオを公開した。メーガン・ホアン(Maegan Houang)が監督した「Star」のビデオは、時代を超越し、日本の著名な映画監督、溝口健二のモダン映画を最も抽象的な要素に煮詰めたような印象を受ける。「ミツキと私が過去に一緒に制作した、物語やコンセプトを重視したビデオとは異なり、このビデオでは、私たちが経験する印象的な循環を表現したかった。私たちの人生は、光と闇の間で揺れ動き、永久のものは何もない無限のサイクルで繰り返される。最高の瞬間はつかの間だが、悪い瞬間も同じだ」とホアンは語る。「Star」のビデオは、2023年の夏、小さな池で一晩をかけて撮影されたもので、ペイントされた木片の中でミツキがボートに乗り、本物の水の中でパフォーマンスしている。ミツキとホアンは以前にもコラボレートしており、ホアンは「Star」の他に、『Puberty 2』の「Happy」、『Laurel Hell』の「The Only Heartbreaker」「Stay Soft」のビデオを手掛けている。

ミツキの『The Land Is Inhospitable and So Are We』におけるライヴ・パフォーマンスは、「高度に様式化され、それが見事に実現されている」(『Philadelphia Inquire』)、と高く評価されている。今年の春にヨーロッパとイギリスをツアーした後、ミツキは9月に「ハリウッド・ボウル(Hollywood Bowl」でのヘッドライナー公演、「メリウェザー・ポスト・パビリオン(Merriweather Post Pavilion)」での3回のショー、バークレーの「グリーク・シアター(Greek Theatre)」での2回のソールドアウト公演を含む秋のツアーに戻ってくる。
2023.9.15 ON SALE[世界同時発売]

ミツキ、7枚目のアルバムが完成。自らの死後も愛を輝かし続けることを願う『ザ・ランド・イズ・インホスピタブル・アンド・ソー・アー・ウィ』、リリース。

●前作『ローレル・ヘル』、全米チャート5位/全英チャート6位
●「インディ・ロック界で最も魅力的で謎めいたミュージシャン」- Rolling Stone
●「アメリカで最もシャープなソングライター」- The Guardian

ミツキ『ザ・ランド・イズ・インホスピタブル・アンド・ソー・アー・ウィ』
Mitsk/The Land Is Inhospitable And So Are We


ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
DOC350JCD[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付
商品詳細
Mitski
『The Land Is Inhospitable And So Are We』


Amazon Music・MP3(SEP 15 2023)¥1,600
CD(2023/9/15)¥2,750
1. Bug Like an Angel
2. Buffalo Replaced
3. Heaven
4. I Don’t Like My Mind
5. The Deal
6. When Memories Snow
7. My Love Mine All Mine
8. The Frost
9. Star
10. I’m Your Man
11. I Love Me After You

●『ローリング・ストーン』(Rolling Stone)誌曰く「インディ・ロック界で最も魅力的で謎めいたミュージシャン」、ミツキは、2023年9月15日、デッド・オーシャンズ(Dead Oceans)からニュー・アルバム『The Land Is Inhospitable and So Are We』をリリースする。ミツキのアルバムの中でも、最もサウンド的に広がりをもち、壮大で、賢明なこの作品で、曲は傷をもたらし、そして積極的にそれを癒しているようだ。ここでは、愛は遠い星からの光のように、私たちの優しい日々を祝福するためにタイム・トラヴェルしている。アルバムは、イースト・ナッシュビルのボム・シェルター(Bomb Shelter)と、ロサンゼルスのスタジオ、サンセット・サウンド(Sunset Sound)でレコーディングされ、ドリュー・エリクソンが編曲/指揮したオーケストラと、ミツキによってアレンジされた計17人(ロサンゼルスで12人、ナッシュヴィルで5人)のフル・クワイア(合唱団)が参加している。「この新しい崇高なサウンドを創り出す為には、スタジオでバンドが一緒にライヴ・レコーディングをすることが重要である」とミツキは初めて感じ、彼女の長年のプロデューサーであるパトリック・ハイランド(Patrick Hyland)との共同作業により、アルバムには様々な要素が盛り込まれることになった。「これは私にとって最もアメリカ的なアルバム」とミツキは7枚目のアルバムについて話すが、そのサウンドは、私的な悲しみや痛ましい矛盾を抱えたこの国を目撃する深い行為のように感じられる。しかし、「目撃することを超えているのかもしれない」と彼女は言う。「希望や魂や愛がないほうが人生は楽だと感じることもある」と、しばし、ミツキは語る。一方、目を閉じて、何が本当に自分のものなのか、差し押さえられたり取り壊されたりすることのないものは何なのかを考える時、彼女は愛を見る。「私の人生で最高のことは、人を愛すること。死後、私が持っているすべての愛を残せたらと思う。そうすれば、私が創り出したすべての善意、すべての善良な愛を、他の人々の上で輝かせることができる」とミツキは言う。彼女は『The Land Is Inhospitable and So Are We』が、自分が死んだ後もずっとその愛を輝かし続けることを願っている。このアルバムを聴くと、まさにそのように感じられる。

●ミツキは日系アメリカ人のシンガーソングライター/ミュージシャンだ。大学で音楽を学びながら『Lush』(2012年)、『Sad, New Career in Business』(2013年)と2枚のアルバムを自主リリース。大学卒業後の2014年にダブル・ダブル・ワミー(Double Double Whammy)(後にデッド・オーシャンズより再発)よりリリースしたサード・アルバム『Bury Me at Makeout Creek』が高い評価を獲得した。その後、2016年には4枚目のアルバム『Puberty 2』、2018年には5枚目のアルバム『Be the Cowboy』をそれぞれデッド・オーシャンズよりリリース。『Be the Cowboy』は『Pitchfork』の年間ベスト・アルバムの1位を獲得する等、賞賛を浴びた。2022年2月には6枚目のアルバム『Laurel Hell』をリリース。アルバムはUSチャートの5位/UKチャートの6位にランクインし、大ヒットを記録した。

■More info:Big Nothing

商品詳細
Mitsuki
『Bury Me at Makeout Creek』


Amazon Music・MP3(NOV 11 2014)¥1,600
CD(2014/11/11)輸入盤
商品詳細
Mitsuki
『Be The Cowboy』


Amazon Music・MP3(AUG 17 2018)¥1,800
CD(2020/2/19)輸入盤
商品詳細
Mitsuki
『Laurel Hell』


Amazon Music・MP3(FEB 04 2022)¥1,600
CD(2022/2/4)輸入盤
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