モグワイ、前作から4年ぶりの新作完成。結成30周年・11枚目のスタジオ作品『ザ・バッド・ファイア』1月リリース

モグワイについては、9月に新曲リリースのニュースがあり(9月19日MLCニュース参照)、間も無く新作リリースか?と思っていたら、やはり来ました。2025年で結成30周年、アルバムとしては前作から4年ぶり。アルバム『ザ・バッド・ファイア』は2025年1月24日発売です。すでに3月には来日も決定しています。

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2025/3/11・12 モグワイ 大阪・東京
〈以下、メイカー・インフォメーションより〉
 
全英1位を記録した前作から4年、モグワイのニュー・アルバムが完成。結成30周年を迎えるグラスゴーの鬼才による11枚目のスタジオ・アルバム『ザ・バッド・ファイア』、リリース。

●プロデュース:ジョン・コングルトン(セイント・ヴィンセント、エンジェル・オルセン、ジョン・グラント)

アルバムより、ニュー・シングル/ビデオ「Lion Rumpus(ライオン・ラムパス)」をリリース。3月、来日公演決定。
新曲「Lion Rumpus」は、モグワイ(Mogwai)のドキュメンタリー映画『Mogwai:If The Stars Had A Sound』の監督であり、長年のコラボレーターであるアントニー・クルック(Antony Crook)が監督したビデオとともに、リリースされた。この曲は、モグワイの最高傑作となる。一音一音に意図が込められ、ロボットのようなヴォーカルが、ドライヴするコード進行とフラッシュの間で切り替わるギターの壁の中に溶け込む壮大なノイズの炸裂である。オーディエンスに迎合することなく、また安全策を取ることもなく、その核心は、感情の大きなうねりを作り出すモグワイの能力に存在する。

●モグワイはジョン・コングルトン(John Congleton:St Vincent、Angel Olsen、John Grant)によりスコットランドのスタジオ「Chem19」でプロデュースされた11枚目のスタジオ・アルバム『The Bad Fire』をリリースする。アルバムのレコーディングは、グラミー賞受賞プロデューサーであるコングルトン参加のもと、ラナークシャーでおこなわれた。スコットランドの口語で地獄(Hell)を意味する『The Bad Fire』は、2021年の10枚目のアルバム『As The Love Continues』でチャートを席巻した後、バンドが直面した一連の個人的な困難からインスピレーションを得ている。これは、そうしたものを乗り越えて活動を続けたバンドによる、ノスタルジーや安易な勝利を捨てた曲のコレクションだ。モグワイは再び、彼らのキャリアの中で最も美しく爆発的な曲をもって前進することとなる。「『As The Love Continues』をリリースしてハイになった後、その後の数年間は個人的に辛い日々だった。僕たちは、多くの喪失感と向き合ってきた。バリー(Barry)の場合は、娘の深刻な病気もあった。このアルバムを書き、レコーディングするために再び集まったことは、避難のように感じられたし、ジョン・コングルトンと一緒に特別なものを作れたと感じている。僕らの音楽が人生の辛い時期を乗り越えるのに役立ったという声をよく聞くが、今回ばかりは僕らにも当てはまると思う」とモグワイは語る。『The Bad Fire』は、バンドの大胆な復帰作であり、そのパワーを保ちつつ、新鮮な新領域を掘り下げたレコードである。モグワイは10代の頃から計画なしに前進してきた。当然、マスタープランを練るための秘密会議はなかった。これほど長く活動を続け、これほど多くのアルバムを残しているバンドは珍しい。デビュー・シングルのリリースから25年、モグワイの10枚目のスタジオ・アルバム『As The Love Continues』は、UKオフィシャル・アルバム・チャートで初登場1位を獲得した。「チャートに入るためにバンドやレーベルを始めたわけじゃないし、1位を取れるようなポジションになるとは誰も想像していなかった。今の義理の兄から400ポンドを借りて、僕らはレーベルを始めた。マーティン(Martin)の家族は、曲をレコーディングするためのスタジオ代を気前よく援助してくれた。僕らはただ、すごい音を出してジョン・ピール(John Peel)にレコードをかけてもらいたいと思っていた子供だった。驚いたことに、ジョンはレコードをかけ、あれこれあって、今のような状態になった」とモグワイのスチュアート・ブレイスウェイト(Stuart Braithwaite)は語る。2025年、モグワイは結成30周年となる。1995年にグラスゴーで結成された彼らがこの時を迎えるとは、誰も想像もしていなかっただろう。また、彼らの次のアルバムが、初のナンバーワン・アルバムに続くものになるとは予想もしなかっただろう。モグワイの前作『As The Love Continues』は、自発的な草の根ソーシャルメディア・キャンペーンを経て、2021年に予期せぬロックダウン期のナンバーワン・アルバムとなった。その困難な時期にこの国が必要としていたのは、チャートのトップに立つモグワイだったということに、ファンや音楽業界の支持者たちは皆同意したのだ。ニュー・アルバム『The Bad Fire』は、2025年1月24日にリリースされる。

●モグワイは1995年にグラスゴーで結成。メンバーは、スチュアート・ブレイスウェイト(Stuart Braithwaite:G/Vo)バリー・バーンズ(Barry Burns:G/Piano/Syn/Vo)ドミニク・アイチソン(Dominic Aitchison:Bass)マーティン・ブロック(Martin Bulloch:Ds)。1997年以来、10枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、最新作である2021年の『As The Love Continues』は、UKチャートで1位を獲得。マーキュリー・プライズにノミネートされ、スコティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、商業的にも批評的にも成功を収めた。バンドは複数のEPもリリースし、「Amazon Prime」や「Apple TV+」のプロジェクトにスコアも提供している。モグワイは1996年にグラスゴーを拠点とするインディペンデント・レコード・レーベル、ロック・アクション・レコーズ(Rock Action Records)を設立。当初は自分たちの音楽をリリースするために設立されたレーベルであったが、1990年代半ばのグラスゴー・シーンのDIYから出発し、25年経った今も、モグワイというバンドを定義するエートス(他の時代や社会とは明確に区別された価値観、信念、行動様式)とインディペンデント・スピリットを保持するワールド・ワイドなレーベルとして成長。グラスゴーの地元アーティストをはじめ、世界的にも活躍する様々なアーティストの作品もリリースし、そのカタログには高い評価を受けた作品が多数存在する。最近のリリースには、モグワイ自身、スコットランドを代表するアーティスト、アラブ・ストラップ(Arab Strap)、ザ・トワイライト・サッド(The Twilight Sad)、キャスリン・ジョセフ(Kathryn Joseph)、重要な新人アーティスト、クロス(Cloth)、bdrmm(ベッドルーム)などがある。

■More info:Big Nothing

【リリース情報】2025.1.24 ON SALE[世界同時発売]

モグワイ『ザ・バッド・ファイア』
Mogwai/The Bad Fire

ビッグ・ナッシング/ウルトラ・ヴァイヴ
ROCKACT166CDJ[CD]ROCKACT166LPXJ[LP/国内流通仕様]
定価:未定[CD]未定[LP/国内流通仕様]

世界同時発売、解説/歌詞/対訳付(予定)、日本盤ボーナス・トラック収録(予定)[CD]
世界同時発売、解説/歌詞/対訳付(予定)、限定カラー盤[LP/国内流通仕様]

商品詳細
モグワイ
『The Bad Fire』


Amazon Music・MP3(JAN 24 2025)¥1,800
1. God Gets You Back
2. Hi Chaos
3. What Kind of Mix is This?
4. Fanzine Made Of Flesh
5. Pale Vegan Hip Pain
6. If You Find This World Bad, You Should See Some Of The Others
7. 18 Volcanoes
8. Hammer Room
9. Lion Rumpus
10. Fact Boy
商品詳細
モグワイ
「God Gets You Back」


Amazon Music・MP3(SEP 17 2024)¥300

─────────────

史上最高峰ポストロック・バンド、モグワイ、7年ぶりのジャパン・ツアーが決定!

95年にスチュアート(G)、ドミニク(B)、マーティン(Dr)、バリー(Vo, G, Key)で結成。97年のデビューから現在まで10枚の傑作アルバムと数々の伝説的なライブヴ方を提示し変化し続ける彼らの2021年の最新作『As The Love Continues』は、UKオフィシャル・アルバム・チャートで1位を獲得、マーキュリー・プライズにノミネートされ、スコティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、商業的にも批評的にも成功を収めた。2022年には11年ぶりにフジロック・フェスティバルに出演し “RED MARQUEE” のヘッドライナーを努めた。また今年に入ってバンド初のドキュメンタリー『モグワイ:イフ・ザ・スターズ・ハド・ア・サウンド』を発表。このドキュメンタリーは、2024年3月にテキサス州オースティンで開催されたサウス・バイ・サウスウエスト(SXSW)でワールドプレミア上映され、現在世界中の映画祭で上映されている。待望の新作が待たれる中、7年ぶりのジャパンツアーが決定!!

・2025/3/11(火)大阪:GORILLA HALL
・2025/3/12(水)東京:ZEPP SHINJUKU
(問)SMASH

※モグワイはPLUS1と提携し「War Child」を支援します。チケット1枚につき150円が戦争に巻き込まれた子どもたちの保護、教育、権利擁護のために活動するWar Childに寄付されます。
 
【MOGWAI/モグワイ】
モグワイは1995年にグラスゴーで結成。メンバーは、スチュアート・ブレイスウェイト(Stuart Braithwaite:G/Vo)バリー・バーンズ(Barry Burns:G/Piano/Syn/Vo)ドミニク・アイチソン(Dominic Aitchison:Bass)マーティン・ブロック(Martin Bulloch:Ds)。1997年以来、10枚のスタジオ・アルバムをリリースしており、最新作である2021年の『As The Love Continues』は、UKチャートで1位を獲得。マーキュリー・プライズにノミネートされ、スコティッシュ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、商業的にも批評的にも成功を収めた。バンドは複数のEPもリリースし、「Amazon Prime」や「Apple TV+」のプロジェクトにスコアも提供している。モグワイは1996年にグラスゴーを拠点とするインディペンデント・レコード・レーベル、ロック・アクション・レコーズ(Rock Action Records)を設立。当初は自分たちの音楽をリリースするために設立されたレーベルであったが、1990年代半ばのグラスゴー・シーンのDIYから出発し、25年経った今も、モグワイというバンドを定義するエートス(他の時代や社会とは明確に区別された価値観、信念、行動様式)とインディペンデント・スピリットを保持するワールド・ワイドなレーベルとして成長。グラスゴーの地元アーティストをはじめ、世界的にも活躍する様々なアーティストの作品もリリースし、そのカタログには高い評価を受けた作品が多数存在する。最近のリリースには、モグワイ自身、スコットランドを代表するアーティスト、アラブ・ストラップ(Arab Strap)、ザ・トワイライト・サッド(The Twilight Sad)、キャサリン・ジョセフ(Kathryn Joseph)、重要な新人アーティスト、クロス(Cloth)、ベッドルーム(bdrmm)などがある。

■More info:Big Nothing

商品詳細
モグワイ
『As The Love Continues』


Amazon Music・MP3(2021/2/19)¥1,800
CD(2021/2/19)輸入盤
商品情報
Mogwai
『Come On Die Young』


・LP(2023/2/10)輸入盤
商品詳細
モグワイ
『Every Country's Sun』


Amazon Music・MP3(2017/9/1)¥1,800
CD(2017/9/8)輸入盤
商品詳細
モグワイ
『Atomic』


Amazon Music・MP3(2016/4/1)¥1,600
CD(2016/6/17)輸入盤
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