ミニストリー/プロングの元ドラマー、アーロン・ロッシが44歳で死去

ミニストリーやプロングのドラマーを務めたアーロン・ロッシ(Aaron Rossi)が1月27日、44歳で亡くなりました。

ロッシは1月27日に重度の心臓発作で他界しましたが、彼の訃報は3月6日になって自身のフェイスブック・ページで発表されました。
ロードアイランド州サウスキングスタウン出身のロッシは、ヘヴィ・メタル・バンドのプロングに2005年~2009年、2018年~2021年までメンバーとして在籍し、バンド2007年のアルバム『Power of the Damager』と2009年の『Power of the Damn Mixxxer』に参加しました。

またロッシは、ドラム演奏がミニストリーのアル・ジュールゲンセンの目に留まり、2008年にミニストリーに加入、しかしながらバンドは同年解散しました。その後、ロッシはミニストリーが2011年に再結成した時にラインナップに加わり、2016年までバンドに在籍し、2009年のライヴ・アルバム『Adios... Puta Madres』と2013年のスタジオ・アルバム『From Beer to Eternity』に参加していました。

ロッシの訃報を受け、ジュールゲンセンはSNSで「偉大なドラマー、偉大な人間、彼がいなくなって寂しくなるだろう。あの世でもスネアを叩き続けてくれ」と綴り、プロングのフロントマン、トミー・ヴィクターは次のようにコメントしています。

「安らかに眠れ、アーロン・“ザ・ビースト”・ロッシ。この悲惨なニュースは、こんな形で発表されるはずではなかったが、そうなってしまった。数週間前に知った時と同じくらい悲惨だ。俺たちは何年もの間、断続的に一緒に演奏してきたが、彼はいつもあの大きな笑顔でやって来て、猛烈なドラムで攻撃してくれた。俺たちは一緒にたくさん笑い、クレイジーな時間を過ごした。この早すぎる死を迎えるまで、俺たちがとても仲良しだったことを嬉しく思う。あの世でまた彼とジャムができることを願う。彼は本物だった!!!」

なお、ロッシは2002年~2006年までメタル・バンドのアンクラ(Ankla)に在籍したほか、ギタリストのジョン5が2005年に発表したソロ・アルバム『Songs for Sanity』にも参加していました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
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