パール・ジャムのドラマー、マット・キャメロンが脱退を発表

現在62歳のキャメロンは、1986年にサウンドガーデンに加入し、サウンドガーデン解散後の1998年にパール・ジャムに加入しましたが、2010年にサウンドガーデンが再結成されて以降、パール・ジャムと掛け持ちで活動していました。

キャメロンは、SNSで次のメッセージを発表しています。

「27年間の輝かしい年月を経て、最後に偉大なパール・ジャムのドラム・ライザーから降りました。1998年に僕をバンドに招き入れ、友情、芸術性、挑戦、そして笑いに満ちた、一生に一度の機会を与えてくれたジェフ、エド、マイク、ストーンに心からの愛と敬意を表します。そして世界中のクルー、スタッフ、ファンの皆様にも一生感謝いたします。信じられないほど素晴らしい旅でした。まだ旅は続きます。皆様に心の底から感謝しています。

平和と愛を込めて

マット・キャメロン」

また、パール・ジャムは次の声明を発表しました。

「我々の最初の音楽的ヒーローの一人として、スキン・ヤードや偉大なサウンドガーデンといったバンドで活躍し、1990年の最初のデモで演奏してくれたマット・キャメロンは、唯一無二の真のパワーを持つミュージシャンでありドラマーでした。

彼は27年にわたり、パール・ジャムのライヴやスタジオ・レコーディングの原動力になっていました。それは我々のグループにとって非常に重要な章であり、我々はこれからも彼の幸運を祈っています。彼の脱退は非常に惜しまれますが、彼は芸術と音楽における永遠の友です。

マット、大好きだよ」

なお、パール・ジャムは5月18日に2025年のワールド・ツアー「Dark Matter」（4月30日MLCニュース参照）を終えており、同公演を締めくくったジミ・ヘンドリックスのカヴァー「Little Wing」が、キャメロンとパール・ジャムとの最後のパフォーマンスになりました。