ブライアン・イーノが制作したパレスチナ支援シングル「Lullaby」が12/12リリース

ブライアン・イーノらが中心となって制作されたパレスチナ支援ソング「Lullaby」のシングルが12月12日にリリースされます。

この「Lullaby」のレコーディングにはネナ・チェリー、セレステ、メイベル、リー・アンといったミューシャンが多数参加。パレスチナで愛されているフォーク・ソング「Yamma Mwel El Hawa（ママ、風に歌って）」をアレンジしたもので、英詞はピーター・ガブリエルの手によるものです。このシングルはクリスマス・チャートで１位獲得することを目指して制作され、その売上は慈善団体チューズ・ラヴによってパレスチナの３団体を支援する基金に寄付されます。アートワークはガザの画家マラク・マタールが手掛けました。

商品詳細
Together For Palestine
『Lullaby』

Amazon Music（DEC 12 2025）

なお、イーノはデヴィッド・バーンの新曲「T Shirt」を共作しており、同曲は11月18日にリリース。MVも公開されています。

イーノは現在も続くイスラエルとパレスチナの全面的な武力衝突が始まる前から、イスラエルを批判する姿勢を明らかにしており、今年9月にはチャリティ・コンサート “Together for Palestine”を主宰。今回の「Lullaby」リリースはこのイベントの制作チームによるプロジェクトの一環となっています。

このシングルについてイーノは以下のように語っています。

「想像を絶する喪失、悲しみ、そして不正義に彩られた1年を経て、私たちはパレスチナの子どもたちへの愛の行為で締めくくりたいと思っています。“Lullaby” は、彼らの美しさ、切望、そして希望を反映しています。私たちが力を合わせ、ダウンロードすれば、クリスマス・ナンバー1を獲得するチャンスが確実に生まれます。そして、その瞬間をガザの家族にとって命を救うための重要な支援へと変えることができるのです」

なお、イーノはデヴィッド・バーンの新曲「T Shirt」を共作しており、同曲は11月18日にリリース。MVも公開されています。