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フレディ「僕はもう長くないんだから、走り書きでも何でもいい、とにかく歌えるものを書いてどんどん持って来て!」
ブライアン・メイは以前、2019年にナッシュヴィルで行なわれたジェイムズ・バートンのチャリティ・イヴェントに出演した際、バックステージでサミー・ヘイガーが案内役を務めたAXS TV の番組『Rock & Roll Road Trip』のインタヴューを受けており、その様子は一部2024年7月12日MLCニュースでもお伝えしましたが、その動画が改めてYouTubeで公開されています。
メイはその中でヘイガーに、クイーンのメンバーたちの間で、もし誰かひとりでも欠けたらグループとしての活動は停止するという申し合わせがあったことを明かしています。
ヘイガーはメイに対し、こう質問を切り出しています。「フレディ(・マーキュリー)が亡くなった後、あなたたちはもの凄く上手にバンドのレガシーを活かしているよね。実際ここまで上手にやってるバンドは未だかつていないと思うんだ、これはお世辞抜きでね。でも、一体あなたたちにはどうしてそんなことが可能だったの? 何か事前に取り決めでもあったのかな?」
「ああ、そうだね、ある意味そういうものが存在したと言っていい。と言うのが、僕らは一旦見切りをつけたんだよ」メイはこう説明しています。「フレディが亡くなった時、僕らは本当に一度踏ん切りをつけたんだ。僕らは昔からみんなで、『もし誰かひとりでも欠けたら、そこで終わりにしよう』って申し合わせていたんだよ。だからロジャーも僕も『これでもうおしまいだね』って言い合って、最大限の悲しみに暮れていたんだ。それからしばらくの間は、バンドについては話したくもなかった」
けれど、その生涯最後の数ヵ月間に、マーキュリーは自らバンド継続のための足掛かりとなる仕事を着々と進めていたのです。メイによれば、体調が急速に悪化していたにも拘わらず、彼はその最期を迎える前に、可能な限り多くの曲をレコーディングしようという覚悟を持って臨んでいたのでした。
「亡くなる直前のフレディはね、(てきぱきとした口調を真似て)『いいかいみんな、僕はもう長くはないんだからさ、とにかく歌わせたいものを片っ端から持って来てくれよ』って調子だったんだ」、メイは振り返ります。「『タバコの箱の裏に走り書きでもいいから、とにかく僕のためにどんどん書いてくれ──何でもいいから。とにかく歌うネタをくれよ』ってね」
バンドはその言葉に従い、彼の体調が許す時にいつでもレコーディングできるよう、書いた曲の断片を次々にマーキュリーの元に持ち込みました。「そうして、実際に亡くなる時にも……彼は派手なことは一切望まなかったんだ。彼は感傷的になることはなかった、決してね。泣いたり、自己憐憫に浸ったりする彼の姿を見たことは一度もない。彼はそういうことは決してしなかった。『さあ、とにかくやろう。僕らのやるべきことを続けて行こうよ』って姿勢を貫いていたんだ」
こうして遺された最後の音源は、マーキュリーの死から4年近くを経てリリースされたクイーンの1995年のアルバム『Made In Heaven』の基盤となりました。残されたメンバーたちは、マーキュリーの生前最後のヴォーカルやピアノ・パフォーマンスを軸に、新たなアレンジを構築していったのです。
「バンドとして最後のアルバム『Made In Heaven』は、フレディが遺してくれたトラックに合わせて僕らがプレイする形で完成させたんだ。彼が短くも素敵な音源を数々残してくれたおかげで、僕らにとっては本当に愛情を込めて作り上げた作品になったんだよ」
今でもバンドで演奏する度いつでも、マーキュリーの存在を感じられるとメイは言います。
「フレディはいつも刺激的だった。もし今も彼が生きていたら、きっと僕らはこれまでやって来た通り、活動を続けていただろうと思うよ、間違いなくね」
●関連ニュース
MUSIC・2024.07.12
ブライアン・メイ、サミー・ヘイガーとのインタヴューでフレディとアダムについて語る
ヘイガーはメイに対し、こう質問を切り出しています。「フレディ(・マーキュリー)が亡くなった後、あなたたちはもの凄く上手にバンドのレガシーを活かしているよね。実際ここまで上手にやってるバンドは未だかつていないと思うんだ、これはお世辞抜きでね。でも、一体あなたたちにはどうしてそんなことが可能だったの? 何か事前に取り決めでもあったのかな?」
「ああ、そうだね、ある意味そういうものが存在したと言っていい。と言うのが、僕らは一旦見切りをつけたんだよ」メイはこう説明しています。「フレディが亡くなった時、僕らは本当に一度踏ん切りをつけたんだ。僕らは昔からみんなで、『もし誰かひとりでも欠けたら、そこで終わりにしよう』って申し合わせていたんだよ。だからロジャーも僕も『これでもうおしまいだね』って言い合って、最大限の悲しみに暮れていたんだ。それからしばらくの間は、バンドについては話したくもなかった」
けれど、その生涯最後の数ヵ月間に、マーキュリーは自らバンド継続のための足掛かりとなる仕事を着々と進めていたのです。メイによれば、体調が急速に悪化していたにも拘わらず、彼はその最期を迎える前に、可能な限り多くの曲をレコーディングしようという覚悟を持って臨んでいたのでした。
「亡くなる直前のフレディはね、(てきぱきとした口調を真似て)『いいかいみんな、僕はもう長くはないんだからさ、とにかく歌わせたいものを片っ端から持って来てくれよ』って調子だったんだ」、メイは振り返ります。「『タバコの箱の裏に走り書きでもいいから、とにかく僕のためにどんどん書いてくれ──何でもいいから。とにかく歌うネタをくれよ』ってね」
バンドはその言葉に従い、彼の体調が許す時にいつでもレコーディングできるよう、書いた曲の断片を次々にマーキュリーの元に持ち込みました。「そうして、実際に亡くなる時にも……彼は派手なことは一切望まなかったんだ。彼は感傷的になることはなかった、決してね。泣いたり、自己憐憫に浸ったりする彼の姿を見たことは一度もない。彼はそういうことは決してしなかった。『さあ、とにかくやろう。僕らのやるべきことを続けて行こうよ』って姿勢を貫いていたんだ」
こうして遺された最後の音源は、マーキュリーの死から4年近くを経てリリースされたクイーンの1995年のアルバム『Made In Heaven』の基盤となりました。残されたメンバーたちは、マーキュリーの生前最後のヴォーカルやピアノ・パフォーマンスを軸に、新たなアレンジを構築していったのです。
「バンドとして最後のアルバム『Made In Heaven』は、フレディが遺してくれたトラックに合わせて僕らがプレイする形で完成させたんだ。彼が短くも素敵な音源を数々残してくれたおかげで、僕らにとっては本当に愛情を込めて作り上げた作品になったんだよ」
今でもバンドで演奏する度いつでも、マーキュリーの存在を感じられるとメイは言います。
「フレディはいつも刺激的だった。もし今も彼が生きていたら、きっと僕らはこれまでやって来た通り、活動を続けていただろうと思うよ、間違いなくね」
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MUSIC・2024.07.12
ブライアン・メイ、サミー・ヘイガーとのインタヴューでフレディとアダムについて語る
商品詳細
クイーン
『クイーン II - コレクターズ・エディション』
・Amazon(2026/3/27)¥36,300(完全生産限定盤/5枚組/SHM-CD/2LP付)【Amazon.co.jp限定】特典:メガジャケ付
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商品詳細
クイーン
『クイーン II - デラックス・エディション』
・Amazon(2026/3/27)¥4,400(限定盤/2枚組/SHM-CD)【Amazon.co.jp限定】特典:メガジャケ付
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クイーン
『クイーン II - デラックス・エディション』
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■発売中
永遠なるボヘミアン・ラプソディ
『オペラ座の夜』のすべて
監修:吉田聡志(クイーン・コンシェルジュ)
A5判/208頁/3,000円(税込)
ISBN:978-4-401-65669-1
発行:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
A5判/208頁/3,000円(税込)
ISBN:978-4-401-65669-1
発行:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
S.M.R.S.限定販売
永遠なるボヘミアン・ラプソディ『オペラ座の夜』のすべて(購入特典付)
2025年11月21日(『オペラ座の夜』リリース50周年記念日)発売
A5サイズ
208ページ
3,000円(税込)
MUSIC LIFE キーホルダー、MUSIC LIFE 「ボヘミアン・ラプソディ」特集小冊子付
直販サイト&イベント限定販売商品
販売サイト:SHINKO MUSIC RECORDS SHOP ※2025年9月30日予約受付開始
発行元:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
A5サイズ
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3,000円(税込)
MUSIC LIFE キーホルダー、MUSIC LIFE 「ボヘミアン・ラプソディ」特集小冊子付
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発行元:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
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■発売中
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S.M.R.S.限定販売
クイーン×ミュージック・ライフ公式写真集 ディアレスト(特典付スペシャル・パッケージ)
2025年10月31日発売(限定販売)
A4サイズ
240ページ
3,960円(税込)
アクリルスタンド+サイン色紙(レプリカ)付
直販サイト&イベント限定販売商品
販売サイト:SHINKO MUSIC RECORDS SHOP ※2025年9月30日予約受付開始
発行元:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
A4サイズ
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販売サイト:SHINKO MUSIC RECORDS SHOP ※2025年9月30日予約受付開始
発行元:株式会社シンコーミュージック・エンタテイメント
絢爛のロックショー、クイーン追想録
〜二代目ディレクターの独白〜
2,500円
著者:松林天平
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BOOK・2025.08.01
9/5発売 クイーンの輝ける70年代を支えた男が綴る狂瀾怒濤の日々〜『絢爛のロックショー、クイーン追想録〜二代目ディレクターの独白〜』
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東芝EMI洋楽部の輝ける日々
ビートルズ、クイーンからデュラン・デュラン、デヴィッド・ボウイまで
2,500円
著者:森俊一郎/阿佐美俊夫
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●関連ニュース
BOOK・2025.07.24
8/5発売 レコード会社・東芝EMIに勤務したディレクターが大物アーティストらとのエピソードを回顧しつつ、洋楽へ愛を綴る珠玉の一冊〜『東芝EMI洋楽部の輝ける日々』
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8/5発売 レコード会社・東芝EMIに勤務したディレクターが大物アーティストらとのエピソードを回顧しつつ、洋楽へ愛を綴る珠玉の一冊〜『東芝EMI洋楽部の輝ける日々』
MUSIC|FEATURE・2025.08.05
【新刊セルフ・ライナーノーツ】『東芝EMI洋楽部の輝ける日々』by 森俊一郎〜東芝EMIに入りたかった最大の理由はジェスロ・タル
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