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ビリー・ジョエル、現在の体調についてアップデート。趣味で集めたバイクの大半をオークションに出品することも表明

ビリー・ジョエルは先頃、『ザ・ハリウッド・リポーター』誌の取材に応じ、自身の健康状態についての現状を明かしました。彼は2025年に初めて「正常圧水頭症」との診断を受けており、その治療のため、インタヴューの数週間前に手術を受けたことを認めています。

「昔は『脳水腫』と呼ばれていた病気でね、つまり平衡感覚や記憶力、視力、聴力に影響を及ぼすんだよ」と彼は語りました。「でも、僕は大丈夫だよ。脳の疾患て名前はついてるけど、そこまで深刻なものじゃない。ただ、主として平衡感覚に影響が出るってだけでね」

現在の症状自体はジョエルにとってそれほど大きな懸念材料ではないのかも知れませんが、一方でいつまたライヴ活動を再開できるかが自身で見通せているわけではありません──彼が最後にライヴを行なったのは2025年2月のことでした。少なくとも現時点において、ジョエルの担当医師たちは彼にライヴを控えるよう通告しています。

「僕では判断がつかないんだ。それをハッキリさせるためには、ひとしきり検査を受けなきゃならないんだそうさ」と彼は説明します。「でも、とりあえず今は車の運転もできない。運転することは許されてないんだ。それとライヴもやれないんだよ。神経内科医に言わせると、僕はショウをやる度に、脳震盪を起こしてるような状態なんだってさ」

その理屈はごく単純極まるものだと彼は言います。「音量だよ。ロックンロールってのは音がバカでかいんだ。元々ロックンロールのせいで、僕はもう既に難聴になってた。そこへもってきて照明、音、ショウをやるってことそのものによるストレス、オーディエンス、そしてパフォーマンスによって消費される莫大なエナジーだろ。ステージにいる時には同時多発的に色んなことが起きてるわけだよ。それで医者からは『うーん、今はそれは本当に止めておいた方がいいと思います』って言葉が出たんだ。今後僕がまたステージに戻ってパフォーマンスができるかどうかを確認するためには、精密検査を受けることになると思う。勿論、僕自身はまたステージに立てるようになりたいと思ってるけどね」

ビリー・ジョエルが脳疾患を理由に予定されていたコンサートのスケジュールを全てキャンセルしたと発表したのは昨年5月のこと(2025年5月26日MLCニュース)。以降、彼の公式YouTubeチャンネルではまるで彼のステージ復帰を祈るかのように、これまでのライヴ映像ばかり60本以上がアップロードされています。こちらもぜひご覧ください。直近で投稿されているのは1990年のヤンキー・スタジアムでの以下の3本です。

Billy Joel - New York State of Mind (Live at Yankee Stadium - June, 1990)
Billy Joel - Shout (Live at Yankee Stadium - June, 1990)
Billy Joel - Uptown Girl (Live at Yankee Stadium - June, 1990)

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また現在、彼は数十年にわたって集めてきたバイクの一部を手放す準備を進めているところです。グッディング・クリスティーズは、11月20日から21日にかけてジャヴィッツ・センターで開催される『Rétromobile New York』オークションに、彼から委託されたコレクションを最低落札価格なしで出品します。

今回の出品物の中には、彼のマディソン・スクエア・ガーデンでの150回目の公演のチケット完売を記念して同会場から贈られた、1978年製カスタム仕様のトライアンフ・ボンネヴィルT140も含まれています。ジョエルは、この売却益を自身の基金の活動支援に充てる意向です。

何故自身のバイク・コレクションを売却する決断に至ったのかと問われたジョエルは、「気が付いたら100台以上のバイクを所有するまでになってたんだけど、実のところ、一度に乗れるのは1台だけだからね。僕ももう70代になって、前ほどは乗れなくなってきたし。フロントガラスにぶつかって虫のように死にたくはないから、今のうちに大半をオークションで処分しようと思ったんだ」と言い、また水頭症のために運転ができない状態であることを考えても、そろそろ潮時だと感じたと語りました。

ただし、自身のコレクションが単なるトロフィ的な意味合いとして捉えられることには、彼は正直なところあまり納得していない様子でした(ちなみに彼が所有しているバイクの中で、最も手放すのが惜しいと感じるお宝モデルは、モトグッチ・カリフォルニア1100だそうです)。

「僕はバイクを愛してるんだよ。バイクに乗るのも好きだし、運転するのも好きなんだ。僕が好きなのはあの匿名性なんだよね。ヘルメットを被ってゴーグルを着ければ、誰も僕が誰かなんて分からない、ただのそこらのバイク乗りのひとりにしか見えないだろ。それに、バイクを自分好みにカスタマイズしたり、改造したり、あれこれいじくり回したりするのも大好きだった。僕はコレクターだったわけじゃない。れっきとしたライダーだったんだ。だからこそ、そろそろ手放す時が来たってことを実感したわけだよ」

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