スパイナル・タップと共演したエイドリアン・ブリューが当時の思い出をフェイスブックに投稿

来年のトライベッカ映画祭でスパイナル・タップが再結成するニュースは、11月22日のMLCニュースでお伝えしましたが、元キング・クリムゾンのメンバーで、1985年に結成されたザ・ベアーズの中心メンバーでもあるエイドリアン・ブリューが、1992年のツアー中、突然スパイナル・タップのステージに出ることになった経緯をフェイスブックに投稿しています。

「ベアーズのファンのみなさん、面白い話をひとつ。ツアーでフェニックスにいた時、あるオフの晩に、プロモーターのダニーが、僕を〈スパイナル・タップ〉のショウに連れてってくれたんだ。その晩、彼らは大規模な野外コンサートをしていて、ダニーはそのコンサートのプロモーターもしてたからね。

僕らはアンコールの直前にバックステージへ行ったんだけど、僕を見て興奮した彼らが、(アンコールで演奏する)新曲の〈Break Like The Wind〉を一緒に演奏してくれって頼んできたんだ。その曲は知らないって言ったんだけど、ナイジェル(役を演じたクリストファー・ゲスト)が、ナイジェルの声で“Eコードって知ってる?”って訊くから、“もちろん!”って答えたら、“参加決定!”って言われてさ。それで、とびっきり最高のEコードでその曲を演奏したんだけど、結果的には〈Big Bottoms〉のベースも弾くことになったんだ。ま、全員がベースを弾いてたんだけど、お祭り騒ぎの一夜だったよ。タップ、最高!

ショウの後、デヴィッド・セントハビンズ(役を演じたマイケル・マッキーン)が、ベアーズの〈The Man Behind the Curtain〉を2年間も毎朝聴き続けてるって言ったんだよ! 最近、ミスター・セントハビンズ(別名マイケル・マッキーン)が、僕に“チアーズ!”ってツイートしてくれたんだ。スパイナル・タップこそ、僕が是非とも参加したいバンドだね」

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