ポインター・シスターズのボニー・ポインターが69歳で死去

Bonnie Pointer - Heaven Must Have Sent You (1979)

 

70年代から80年代に人気を博した米コーラス・グループ、ポインター・シスターズのボニー・ポインター(Bonnie Pointer)が6月8日、69歳で亡くなりました。

 

姉のアニタ・ポインターが訃報を伝えていますが、死因は公表されていません。
 

「ボニーは私の親友で、毎日話していました。私たちはこれまで喧嘩をしたことなど一度もなく、すでに私は彼女に会いたくて仕方がありません。いつかまた会えることでしょう」

カリフォルニア州出身のポインター・シスターズは、1977年までルース、アニタ、他界したボニー、末っ子のジューンの四姉妹で活躍していましたが、ジューンは2006年にガンのため52歳で亡くなりました。現在のポインター・シスターズは、2015年に現在72歳のアニタが引退したため、オリジナル・メンバーは74歳のルース一人となっています。

 

ポインター・シスターズは、1969年にボニーとジューンが “Pointers, a Pair” としてクラブで歌い始めたことをきっかけに姉のアニタが加わり、ポインター・シスターズとしてアトランティック・レコードからシングルを数枚リリースしましたが、成功しませんでした。
 

その後、1972年にルースが参加し、ブルー・サム・レコード(Blue Thumb Records)からリリースしたデビュー・アルバム『The Pointer Sisters』が全米チャートで第13位に入り、収録曲の「Yes We Can Can」(
アラン・トゥーサン作)がビルボードHot 100の第11位を記録しました。
 

続いて1974年のシングル「Fairytale」もヒットし、1975年の「グラミー賞最優秀カントリー・ヴォーカル・パフォーマンス賞」を受賞しています。

しかしながら、ボニーは1977年にソロ・キャリアをスタートさせるためにグループを脱退し、1978年にモータウンからリリースした「Heaven Must Have Sent You」がビルボードHot 100チャートの第11位に入り、大成功を収めました。
 

ボニーは、1978年から2011年にかけて4枚のソロ・アルバムをリリースし、1985年には『ソウル・トレイン』に出演、1994年にポインター・シスターズの星形プレートが「ハリウッド・ウォーク・オブ・フェイム」に刻まれた際には、姉妹たちとセレモニーに出演しています。
 

また、2008年からはヨーロッパ・ツアーに乗り出し、自叙伝の執筆にも取り掛かっていました。

Pointer Sisters
Yes We Can Can
(1973 Original Video)

商品情報
ボニー・ポインター
『If the Price Is Right』

MP3(2012/4/20)¥1,600

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