ハートのナンシー・ウィルソン、パール・ジャムのカヴァー「Daughter」のMV公開

本来この曲は、Netflixの映画『I Am All Girls』のために録音したもので、ナンシーは次のように語っています。

「“Daughter” は当初、南アフリカの人身売買を描いた説得力のある映画のためにレコーディングしました。私は、人身売買の世界的な悲劇に引き付けられたし、女性の視点から歌った歌詞は、少女たちの語られざる物語のパワーを正確に映し出しています。この映画は驚くべき事実であり、これらの現実に意味と解決への光を投じているのです。人身売買は世界中の女性に影響を与える地球規模の出来事で、私は女性たちへのアンセムとしてこのヴァージョンを録音しました」

最新ソロ・アルバム『You And Me』は、カリフォルニアにあるウィルソンの自宅スタジオで録音され、バンド・メンバーのほか、サミー・ヘイガーやダフ・マッケイガン（ガンズ＆ローゼズ）、テイラー・ホーキンズ（フー・ファイターズ）、リヴ・ワーフィールド（プリンス）らが特別ゲストとしてリモートで参加しました。
 
収録された12曲のうち8曲はオリジナル曲ですが、ブルース・スプリングスティーンの「The Rising」（2020年10月23日MLCニュース）、パール・ジャムの「Daughter」、サミー・ヘイガーをフィーチャーしたサイモン＆ガーファンクルの「The Boxer」、リヴ・ワーフィールドをフィーチャーしたクランベリーズの「Dreams」など4曲のカヴァーが含まれ、アルバムの最後には、故エディ・ヴァン・ヘイレンに捧げたインストゥルメンタル曲「4 Edward」（1月20日、4月26日MLCニュース参照）が収録されています。