ビートルズ1968年のインド訪問に焦点をあてた新ドキュメンタリー『The Beatles And India』、サントラ・アルバムと共に今秋公開


この映画は、2018年に出版されたアジェイ・ボーズの著書『Across The Universe – The Beatles In India』をヒントに制作され、半世紀以上前に始まったビートルズとインドとの永続的な愛ある関係を唯一無二の歴史的年代記として描いたもの。監督は、アジェイ・ボーズとピーター・コンプトンが共同で手掛けています。
製作サイドの声明によると、この映画は、貴重なアーカイヴ映像や録音、写真、目撃者の証言、専門家のコメント、インド各地でのロケーション撮影で構成されており、ジョージ、ジョン、ポール、リンゴの4人が、西洋でのエネルギッシュなセレブ生活から、精神的な至福の時を求めて人里離れたヒマラヤのアシュラムへ向かう魅惑的な旅が描かれ、この旅がこれまでにない創造的な曲作りに繋がったとのこと。また、インドがいかにして史上最高のロック・バンドの発展を形作ったのか、また、非常に異なる二つの文化の架け橋となった彼らの先駆的役割について、初めて本格的に調査しているそうです。
なお、秋の劇場公開に合わせ、同映画のサントラ・アルバム『The Beatles and India : Songs Inspired by the Film』もリリースされる予定で、この旅からインスパイアされたビートルズの楽曲をインドのアーティストらがカヴァーしています。
■'The Beatles and India: Songs Inspired by the Film' Track Listing
01. "Tomorrow Never Knows" – Kissnuka
02. "Mother Nature’s Son" – Karsh Kale / Benny Dayal
03. "Gimme Some Truth" – Soulmate
04. "Across The Universe" – Tejas / Maalavika Manoj
05. "Everybody’s Got Something To Hide (Except Me And My Monkey)" – Rohan Rajadhyaksha
06. "I Will" – Shibani Dandekar
07. "Julia" – Dhruv Ghanekar
08. "Child Of Nature" – Anupam Roy
09. "The Inner Light" – Anoushka Shankar / Karsh Kale
10. "The Continuing Story Of Bungalow Bill" – Raaga Trippin
11. "Back In The USSR" – Karsh Kale / Farhan Ahktar
12. "I’m So Tired" – Lisa Mishra
13. "Sexy Sadie" – Siddharth Basrur
14. "Martha My Dear" – Nikhil D’Souza
15. "Norwegian Wood (This Bird Has Flown)" – Parekh & Singh
16. "Revolution" – Vishal Dadlani
17. "Love You To" – Dhruv Ghanekar
18. "Dear Prudence" – Karsh Kale / Monica Dogra
19. "India, India "– Nikhil D’Souza
このアルバムから、インドのシンガー/ソングライター、ニクヒル・デスザ(Nikhil D’Souza)がカヴァーしたジョン・レノン1980年の曲「India India」が公開されています。
映画『The Beatles and India』公式サイト



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