デヴィッド・クロスビーとスティーヴン・スティルスもSpotifyから撤退

2月2日のMLCニュースでお伝えしたように、グラハム・ナッシュは2月1日、元バンド仲間のニール・ヤングが Spotify から撤退したことを受け（1月28日MLCニュース）、ニールの抗議に同意するとして、Spotify に自身のソロ曲を削除するよう要請しましたが、続いてデヴィッド・クロスビーとスティーヴン・スティルスも撤退を表明しました。

これにより、クロスビー、スティルス、ナッシュ＆ヤング（CSN&Y）、クロスビー、スティルス＆ナッシュ（CSN）、クロスビー＆ナッシュの楽曲および、クロスビーとスティルスのソロ・プロジェクトの曲が Spotify から削除されることになり、CSNの3人は共同声明を発表しました。

同じ画像で同時に声明文を発表した3人のツイッター
・デヴィッド・クロスビー
・スティーヴン・スティルス
・グラハム・ナッシュ

「私たちはニールを支持し、Spotify のジョー・ローガンのポッドキャストで危険な偽情報が放送されていることに同意します。私たちは常に異なる見解を尊重していますが、世界的パンデミックの中、故意に偽情報を広めることは致命的な結果をもたらします。人々に対する懸念と商業とのバランスが必要であることを示す行動が実際に取られるまで、私たちの音楽、または私たちが共作した音楽を同じプラットフォームに載せたくありません」

なお、Spotify の創業者／CEOのダニエル・エックは2月2日、収支報告の場で次のように語り、ローガンに対する会社の継続的支持を擁護しました。

「ここで重要なのは、一人のクリエイターやメディア・サイクル、他人からの要求に基づいて我々のポリシーを変えないことです。我々のポリシーは、社内外の多くの専門家から意見を取り入れて慎重に作成されており、私はそれらがプラットフォームに適していると信じています。多数の視聴者がいるジョー・ローガンのポッドキャストは、実際に90を超える市場においてナンバーワンですが、彼もまた我々のポリシーに従う必要があるのです」