2023年「ソングライターの殿堂」入りアーティスト発表

2023年「第54回ソングライターの殿堂」入り候補者が昨年11月に発表され(2022年11月25日MLCニュース)、殿堂入りを果たしたアーティストが1月18日に発表されました。
「パフォーミング・ソングライター」部門では、ジェフ・リン、グロリア・エステファン、シャーデー・アデュ(シャーデー)、スヌープ・ドッグが選ばれ、「ノン・パフォーミング・ソングライター」部門では、グレン・バラード、リズ・ローズ、テディ・ライリーが選ばれています。

エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)の創設メンバー/リーダーでもあるジェフ・リンは、ELOのほぼ全曲の作詞作曲、編曲、プロデュースを手掛けており、次のようにコメントしています。
「この栄誉にとても興奮しています。ソングライティングは常に私の情熱であり、これは私にとって大きな意味があります」 

また、グラミー賞を7度受賞しているマイアミ・サウンド・マシーンのグロリア・エステファンは、ヒスパニック系女性として、初めて殿堂入りを果たしました。

なお、グレン・バラードは、アラニス・モリセットの大ヒット・アルバム『Jagged Little Pill』を共作/プロデュースし、音楽プロデューサーでもあるテディ・ライリーは、ヒップホップとR&Bを融合させたジャンル「ニュー・ジャック・スウィング(New Jack Swing)」のクリエイターとして知られています。

2018年から「ソングライターの殿堂」の会長を務め、自身も殿堂入りを果たしているナイル・ロジャースは、次のように語っています。
「音楽業界は、まず素晴らしい曲を提供するソングライターなしには存在しません。彼らがいなければ、録音された音楽も、コンサート・ビジネスも、商品も、何も存在しないのです。すべては、曲とソングライターから始まります。それゆえ、我々は文化的に最も重要なソングライターを継続的に表彰していること、そして 2023 年の受賞者が象徴的な曲だけでなく、ジャンル、民族、性別を超えた多様性と団結を表していることを誇りに思います。ソングライターたちは我々の人生を豊かにし、その時代に文字通り音楽と世界中の何十億人ものリスナーの生活を変えているのです」

2023年「第54回ソングライターの殿堂」入り式典は、6月15日にニューヨークで開催される予定です。

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●パフォーミング・ソングライター部門受賞者代表曲
・ジェフ・リン
Electric Light Orchestra - Don't Bring Me Down
・グロリア・エステファン
Gloria Estefan, 'N Sync - Music Of My Heart
・シャーデー・アデュ
Sade - Your Love Is King
・スヌープ・ドッグ
Snoop Dogg - Drop It Like It's Hot

●ノン・パフォーミング・ソングライター部門受賞者代表曲
・グレン・バラード
Michael Jackson - Man In The Mirror
・リズ・ローズ
Taylor Swift - You Belong With Me
・テディ・ライリー
Bobby Brown - My Prerogative

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