レーナード・スキナードの創設メンバー、ゲイリー・ロッシントンが71歳で死去
レーナード・スキナード公式フェイスブック・ページより、2018年8月29日投稿分より
米サザン・ロック・バンド、レーナード・スキナード(Lynyrd Skynyrd)の創設メンバー/ギタリストのゲイリー・ロッシントン(Gary Rossington)が3月5日、71歳で死去しました。
バンドがSNSで訃報を伝えており、死因は発表されていませんが、ロッシントンは長年にわたり心臓を患っていました。
「本日、我々のブラザー、友人、家族の一員であり、ソングライター/ギタリストのゲイリー・ロッシントンが他界したことをお知らせしなければならず、深い悲しみに包まれています。ゲイリーは今、スキナードのブラザーたちや家族と天国にいて、いつものように演奏していることでしょう。デイル、メアリー、アニー、そしてロッシントンの家族全員に祈りを捧げ、この辛い時期に家族のプライヴァシーを尊重していただきたいと思います」


ロッシントン(右端)は、1951年にフロリダ州ジャクソンヴィルに生まれ、幼い頃は野球選手を夢見ていましたが、10代の初めにローリング・ストーンズを聴き、音楽に興味を持ち始めました。
ロッシントンは1964年、ロニー・ヴァン・ザント、アレン・コリンズ、ラリー・ヤンストロム、ボブ・バーンズらとマイ・バックヤード(My Backyard)を結成し、バンドは1969年にレーナード・スキナードに改名しました。
1973年にデビュー・アルバムを発表したバンドは、「Sweet Home Alabama」や「Free Bird」で人気を博し、1974年にはザ・フーの前座も務めていましたが、絶頂期の1977年にツアー中の飛行機事故でロニー・ヴァン・ザント、スティーヴ・ゲインズ、バックアップ・シンガーのキャシー・ゲインズらが死亡、生き残ったメンバーも大怪我を負い、バンドは活動停止となりました。
その後、1987年にロニーの弟ジョニー・ヴァン・ザントをヴォーカリストに迎え、バンドは再びツアーを開始、アルバム制作にも取り掛かりました。
またロッシントンは、1980年にアレン・コリンズとロッシントン・コリンズ・バンドを結成し、2枚のアルバムをリリースした後、1982年に解散。その後は、妻のデイルとザ・ロッシントン・バンドを結成し、1986年と1988年に2枚のアルバムをリリースしていました。
レーナード・スキナードは、2018年にフェアウェル・ツアーを発表し(2018年2月14日MLCニュース)、同年からツアーに乗り出したものの、ロッシントンが2019年に心臓手術を受け(2019年8月14日MLCニュース)、ツアーが延期されたこともありました。また、ロッシントンは2021年にも緊急手術を受け、バンドはロッシントン不在のまま、ツアーを続けていました。
なお、オリジナル・ベーシスト/ギタリストのエド・キングが2018年に(2018年8月29日MLCニュース)、オリジナル・ベーシストのラリー・ヤンストロムが2019年に他界し(2019年10月7日MLCニュース)、ロッシントンは最後に残った唯一のオリジナル・メンバーでした。
レーナード・スキナードは2006年、「ロックの殿堂」入りを果たし、バンドはこれまでにアメリカで2,800万枚以上のレコードを売り上げました。2021年には、1976年のネブワース公演を収録したライヴ・アルバム『Live at Knebworth ’76』をリリースしています(2021年2月17日MLCニュース)。
すでに多くのミュージシャンがロッシントンへの追悼メッセージを公開しており、以下に一部抜粋したものの他にも多数のメッセージが以下の記事にまとめられています。
ultimateclassicrock.com/GARY ROSSINGTON DIES: ROCKERS REACT
安らかなる眠りをお祈りいたします。
ロッシントンは1964年、ロニー・ヴァン・ザント、アレン・コリンズ、ラリー・ヤンストロム、ボブ・バーンズらとマイ・バックヤード(My Backyard)を結成し、バンドは1969年にレーナード・スキナードに改名しました。
1973年にデビュー・アルバムを発表したバンドは、「Sweet Home Alabama」や「Free Bird」で人気を博し、1974年にはザ・フーの前座も務めていましたが、絶頂期の1977年にツアー中の飛行機事故でロニー・ヴァン・ザント、スティーヴ・ゲインズ、バックアップ・シンガーのキャシー・ゲインズらが死亡、生き残ったメンバーも大怪我を負い、バンドは活動停止となりました。
その後、1987年にロニーの弟ジョニー・ヴァン・ザントをヴォーカリストに迎え、バンドは再びツアーを開始、アルバム制作にも取り掛かりました。
またロッシントンは、1980年にアレン・コリンズとロッシントン・コリンズ・バンドを結成し、2枚のアルバムをリリースした後、1982年に解散。その後は、妻のデイルとザ・ロッシントン・バンドを結成し、1986年と1988年に2枚のアルバムをリリースしていました。
レーナード・スキナードは、2018年にフェアウェル・ツアーを発表し(2018年2月14日MLCニュース)、同年からツアーに乗り出したものの、ロッシントンが2019年に心臓手術を受け(2019年8月14日MLCニュース)、ツアーが延期されたこともありました。また、ロッシントンは2021年にも緊急手術を受け、バンドはロッシントン不在のまま、ツアーを続けていました。
なお、オリジナル・ベーシスト/ギタリストのエド・キングが2018年に(2018年8月29日MLCニュース)、オリジナル・ベーシストのラリー・ヤンストロムが2019年に他界し(2019年10月7日MLCニュース)、ロッシントンは最後に残った唯一のオリジナル・メンバーでした。
レーナード・スキナードは2006年、「ロックの殿堂」入りを果たし、バンドはこれまでにアメリカで2,800万枚以上のレコードを売り上げました。2021年には、1976年のネブワース公演を収録したライヴ・アルバム『Live at Knebworth ’76』をリリースしています(2021年2月17日MLCニュース)。
すでに多くのミュージシャンがロッシントンへの追悼メッセージを公開しており、以下に一部抜粋したものの他にも多数のメッセージが以下の記事にまとめられています。
ultimateclassicrock.com/GARY ROSSINGTON DIES: ROCKERS REACT
安らかなる眠りをお祈りいたします。


商品詳細
Lynyrd Skynyrd
『Live at Knebworth ’76』
CD+DVD(2021/4/9)輸入盤
CD+Blu-ray(2021/4/9)輸入盤
2LPs+DVD(2021/4/9)輸入盤
Lynyrd Skynyrd
『Live at Knebworth ’76』
CD+DVD(2021/4/9)輸入盤
CD+Blu-ray(2021/4/9)輸入盤
2LPs+DVD(2021/4/9)輸入盤

商品詳細
レーナード・スキナード
『ワン・モア・フロム・ザ・ロード 〈デラックス・エディション〉』
・Amazon Music・MP3(APR 15 2014)¥2,000
・2CDs(2016/6/22)¥2,812
レーナード・スキナード
『ワン・モア・フロム・ザ・ロード 〈デラックス・エディション〉』
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・2CDs(2016/6/22)¥2,812

商品詳細
レーナード・スキナード
『レーナード・スキナード』(紙ジャケット仕様・限定版)
CD(2016/11/23)¥1,885
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『レーナード・スキナード』(紙ジャケット仕様・限定版)
CD(2016/11/23)¥1,885
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