プロコル・ハルムの創設メンバー、作詞家のキース・リードが76歳で死去

プロコル・ハルムの創設メンバーで、作詞家/ソングライターのキース・リード(Keith Reid)が3月23日、ガンのため76歳で死去しました。

リードは、プロコル・ハルムの代表曲「A Whiter Shade of Pale」(邦題「青い影」)をはじめ、バンドのほぼ全曲(2017年のアルバム『Novum』除く)で作詞を手掛けており、バンドはSNSで次のように綴っています。

「キース・リードの訃報を聞き、悲しみに暮れています。比類なき作詞家だったキースは、プロコル・ハルムのほぼ全曲で歌詞を書き、またジョン・ファーナム(オーストラリアの国民的歌手)の大ヒット曲 “You’re the Voice” も共作しました。彼の歌詞は唯一無二で、バンドの音楽形成に貢献しました。想像力に富み、シュールで多層的な彼の言葉は、プロコル・ハルムのファンを喜ばせ、その難解な歌詞がバンドのカタログにパワーを加えました。彼のご家族と友人の皆様にお悔やみを申し上げます」
1946年に英ハートフォードシャーに生まれたリードは、ロンドンで育ち、1966年に、同年パラマウンツ(プロコル・ハルムの前身バンド)を解散したゲイリー・ブルッカー(2022年76歳没・2022年2月24日MLCニュース)と出会いました。

その後、一緒に曲を書き始めたリードとブルッカーは、オルガン奏者のマシュー・フィッシャーを迎え入れ、1967年にプロコル・ハルムを結成。彼らが共作した1967年のデビュー・シングル「A Whiter Shade of Pale」は、UK、オーストラリア、カナダなどのチャートで第1位に輝き、全世界で600万枚以上を売り上げました。
リードは、プロコル・ハルムのレコーディング・セッションや、大半のコンサートにも同行していましたが、パフォーマンスは行なわず、バンドが1977年に解散するまで作詞に専念していました。

バンド解散後、1986年に移住先のニューヨークでマネジメント会社を設立したリードは、1989年にブルッカーと再会し、1991年にリード、ブルッカー、フィッシャー、ロビン・トロワーがプロコル・ハルムを再結成しました。

バンドは同年、アルバム『The Prodigal Stranger』をリリースし、2003年にも『The Well’s on Fire』を発表しましたが、後者のアルバムがリードの歌詞をフィーチャーしたバンド最後のスタジオ・アルバムになりました。

またリードは、フランス人シンガーのミッシェル・ポルナレフが1966年に発表したデビュー・アルバム『Love Me, Please Love Me』の2曲「You’ll Be On My Mind」(邦題「愛の願い」)と「Time Will Tell」の歌詞も手がけていました。

2008年には、ザ・キース・リード・プロジェクトの名義でアルバム『The Common Thread』を発表し、2018年にも同プロジェクトのアルバム『In My Head』をリリースしています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
商品詳細
プロコル・ハルム
『リーガル・ゾノフォン・イヤーズ:プロコル・ハルム・コンプリート・コレクション 1967-1970』


8CDs(2021/11/24)¥19,800
商品詳細
プロコル・ハルム 
『The Prodigal Stranger』


Amazon Music/MP3(-)¥1,800
CD(2018/6/29)輸入盤
商品詳細
The Keith Reid Project
『In My Head』


Amazon Music/MP3(DEC 07 2018)¥1,800
CD(2019/1/10)輸入盤
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

CROSSBEAT Presents ブリティッシュ・ビート

1,980円
ディスク・コレクション UKプログレッシヴ・ロック メインストリーム・エディション

ディスク・コレクション UKプログレッシヴ・ロック メインストリーム・エディション

1,980円
ディスク・コレクション UKプログレッシヴ・ロック アウトスタンディング・エディション

ディスク・コレクション UKプログレッシヴ・ロック アウトスタンディング・エディション

1,980円
ディスク・コレクション ブリティッシュ・ハード・ロック

ディスク・コレクション ブリティッシュ・ハード・ロック

1,980円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ