リンプ・ビズキットの創設メンバー、サム・リヴァースが48歳で死去

リンプ・ビズキット『Icon』(Universal:2011)、左から二人目がサム・リヴァース。
 
米ニューメタル/ラップメタル・バンド、リンプ・ビズキット(Limp Bizkit)の創設メンバーでベーシストのサム・リヴァース(Sam Rivers)が10月18日、48歳で死去しました。

バンドが訃報を伝えており、死因は発表されていませんが、リヴァースは2015年に過度の飲酒による肝疾患のためにバンドを脱退し、肝移植手術を受けた後、2018年に復帰していました。
リヴァースは1977年にフロリダ州ジャクソンヴィルで生まれ、中学時代から学校のバンドでチューバを演奏していました。地元でジャズ・スタイルのドラムを演奏していたジョン・オットーの影響で音楽にのめり込み、ベースに転向したリヴァースは、1994年にヴォーカリストのフレッド・ダーストとリンプ・ビズキットを結成し、その後ドラマーのオットー、ギタリストのウェス・ボーランド、DJリーサルが加わりました。

バンドは1997年にデビュー・アルバム『Three Dollar Bill, Yall$』をリリースし、リヴァースは2006年と2015年にバンドを脱退したものの2009年と2018年に復帰、バンドが2021年に発表した最新アルバム『Still Sucks』に至るまで、全6枚のスタジオ・アルバムに参加しました。

また、バンドが2006年に活動を休止した後、リヴァースはジャクソンヴィルの地元バンドのプロデューサーに転身し、複数バンドのデビュー・アルバムを手掛けたほか、最近ではオーランドのバンドをプロデュースしていました。

リヴァースは今年8月、イギリスの音楽フェス「リーズ・フェスティバル」にリンプ・ビズキットと出演しましたが、これが最後のパフォーマンスになりました。

なお、リンプ・ビズキットは今年9月に最新シングル「Making Love to Morgan Wallen」をリリースし、4年ぶりの新曲としてロック界で話題になっていました。

リヴァースの訃報を受け、元メタリカのデヴィッド・エルフソンをはじめ、多くの追悼メッセージが寄せられています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
※この他、ミュージシャンやメディアのSNSに投稿された多数の追悼メッセージはいかに記事にもあり。

loudwire.com
Rockers + Fans Mourn Limp Bizkit Bassist Sam Rivers

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