※関連ニュースをご覧になる場合は、こちら↑のタグ(アーティスト名/項目)をクリック。

1970年代に活躍したR&Bグループ、ザ・ロスト・ジェネレーションの最後のオリジナル・メンバー、フレッド・エドワード・サイモン III世死去

ザ・ロスト・ジェネレーションのデビュー・アルバム『ザ・スライ、スリック・アンド・ザ・ウィックド』(Brunswick:1970)のスリーヴ表裏。裏側にメンバー写真が配されており、中央手前がフレッド・サイモン。
 
商品情報 ザ・ロスト・ジェネレーション『ザ・スライ、スリック・アンド・ザ・ウィックド+1 』
Amazon(2013/7/10)¥1,980


 
4月3日、名門R&Bグループ、ザ・ロスト・ジェネレーションのフレッド・サイモンが亡くなったことを、グループのSNSが公表しました。享年74。

「この投稿を書くのには少し時間が必要でした。大変悲しいお知らせですが、私の夫であるフレッド・サイモンがこの世を去りました。彼はザ・ロスト・ジェネレーションとニュー・ロスト・ジェネレーションの最後のオリジナル・メンバーであり、創設メンバーの一人でした」

この投稿を掲載したフェイスブックのアカウントを管理しているのはサイモンの妻ダイアナで、現時点でサイモンの死因については何も触れられていません。
1970年代初頭、シカゴを拠点に活動する数多のヴォーカル・グループの中で、ザ・ロスト・ジェネレーションはストリート感覚あふれるソウルと社会意識を効果的に融合させたグループとして際立った存在でした。シカゴの豊かなソウル・シーンから生まれたこのグループは、当初はサイモンとリード・シンガーの弟ローレル・サイモン、ジェシーとレスリー・ディーン、そしてラリー・ブラウンリーというメンバー構成で、タイトなハーモニーと洞察力に富んだ歌詞を融合させたサウンドを作り上げました。1970年にブランズウィック・レコードからリリースされたデビュー・アルバムに収録された彼ら最大のヒット曲「The Sly, Slick and The Wicked」はシカゴ・ソウルの定番となり、後にヒップホップのサンプリングにも頻繁に使われるようになっています。

フレッド・サイモンのどっしりとした存在感はグループのハーモニーを支え、彼が本能として備えていた協調性は、プロデューサーのカール・デイヴィスの指揮下での結成初期の活動において重要な役割を果たしました。ロスト・ジェネレーションはその後も1970年代半ばまで「Someday」や「Talking The Teenage Language」といったヒット曲を立て続けに世に出しました。

オリジナル・グループの解散後、フレッド・サイモンは彼らの再構築版であるザ・ニュー・ロスト・ジェネレーションの結成において中心的な役割を果たし、オリジナル・グループのサウンドをその後数十年にわたって継承しました。また、伝説的なグループ、ザ・チャイ・ライツの一員としても数年間ツアーを行ないました。これらのグループにおいてフレッド・サイモンが任されてきた役割は、彼が単なるパフォーマーとしてだけでなく、今日まで多くの人々の心を震わせ続けるシカゴ・ソウル・サウンドの継承者としても重要な人物であったことの何よりの証しです。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
THE SLY, SLICK & THE WICKED - THE LOST GENERATION
The Lost Generation-This Is The Lost Generation
The Lost Generation - Talking the teenage language
商品詳細
The Lost Generation
『ヤング、タフ・アンド・テリブル+2・リマスター』


Amazon Music(JUL 10 2013)
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

ディスク・コレクション グルーヴィ・ソウル

1,980円
歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

2,200円
ディスク・コレクション ファンク

ディスク・コレクション ファンク

2,420円
ディスク・コレクション レア・グルーヴ

ディスク・コレクション レア・グルーヴ

2,420円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ