ナイジェリアのレゲエ・レジェンド、マジェック・ファシェックが57歳で死去
ナイジェリア出身のレゲエ・ミュージシャンで、シンガー/ソングライター/ギタリストでもあったマジェック・ファシェック(Majek Fashek)が6月1日、57歳で亡くなりました。
マネージャーのオメンカ・ウゾマ(Omenka Uzoma)によると、しばらく体調を崩していたファシェックは、ニューヨークで就寝中に亡くなったそうですが、はっきりした死因は発表されていません。
1963年にベニン州エドで生まれたファシェックは、1988年にソロ・デビュー・アルバム『Prisoner of Conscience』を発表し、収録曲「Send Down the Rain」がヒットしたことで一躍有名になりました。
その後、政治的なメッセージを伝えた1991年のアルバム『So Long for Too Long』は彼の名をアフリカ中に広め、1992年には米TV番組『デヴィッド・レターメン・ショウ』に出演し、同名のタイトル曲を歌っています。
また、ボブ・マーリーから大きな影響を受けたファシェックは、ジミー・クリフ、トレイシー・チャップマン、マイケル・ジャクソン、ビヨンセ、スヌープ・ドッグらとも共演しました。
ファシェックは2000年代半ばに健康問題を抱えていたと報じられ、2015年にはナイジェリアの薬物中毒治療センターに入所していたそうです。
彼のマネージャーは、「今こそ彼の功績を称える時で、彼の死を嘆き悲しむ時ではない」とインスタグラムに綴り、「ファシェックはナイジェリアとアフリカに大きく貢献した」と語っています。
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