ビートルズ最後の日々を描いた新刊『And in the End』、8月発売

ビートルズ解散までの最後の1年を描いた新刊『And in the End : The Last Days of The Beatles』が、8月18日にトーマス・ダン・ブックス社(Thomas Dunne Books)から発売されます。
著者は、長年のビートルズ・ファンであり、2008年にも『The Beatles in Scotland』を出版しているスコットランド人ジャーナリストのケン・マクナブ(Ken McNab)で、本書では1969年の毎月の出来事を時系列順に深く掘り下げているそうです。
 
マクナブは、映画『Let It Be』のカメラマンや、バンド最後のフォト・セッションを撮影したフォトグラファー、アート・ディレクターのジョン・コッシュなど、1969年にバンドと接触のあった30人以上の関係者とインタヴューを行ない、ビートルズがアップル・コアの屋上で行なったゲリラ・ライヴに始まり、マネージャーのアレン・クラインとの確執、ポールとリンダの結婚式、ジョンとヨーコの “ベッド・イン” パフォーマンス、ジョン&ポールによる楽曲の記録的セールス、『Abbey Road』のレコーディング・セッションや伝説的なアルバム・カヴァーの写真撮影、映画『Let It Be』の制作などについて詳しく綴っています。
 
本書には内部関係者のみぞ知る裏話が満載で、アルバム『Abbey Road』のクリエイティヴ・ディレクターだったジョン・コッシュの思い出話によると、アルバム・カヴァーに「The Beatles」の名前を入れなかったのはコッシュの計算づくの決断だったそうですが、その前代未聞の過激なアイディアを耳にしたEMIの会長から威圧的な電話があったとのこと。怯えたコッシュは翌日アップル・コアに出向き、ジョージ・ハリスンに電話の件を伝えたところ、「知るか!俺たちゃ、ビートルズだぜ」と言われたそうです。
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