クイーン結成50周年記念、YouTubeシリーズ「Queen The Greatest」第2弾公開

Queen: The Landmark Gig - Live At The Rainbow (Episode 2)


クイーン結成50周年記念を祝うYouTubeシリーズ『Queen – The Greatest』の第1弾（3月22日MLCニュース）に続き、第2弾「Queen : The Landmark Gig – Live At The Rainbow （Episode 2）」の映像が公開されました。

クイーンのYouTubeチャンネルで公開される『Queen – The Greatest』では、バンドの軌跡の中から50の特別な瞬間が毎週フィーチャーされ、来年の3月まで50週間にわたり貴重なエピソードが時系列で紹介されます。

第2弾の映像は、1974年3月31日にロンドンのレインボー・シアターでライヴを行なった時のもの。当時、この会場ではジミ・ヘンドリックスやビーチ・ボーイズ、デヴィッド・ボウイ、エリック・クラプトンらが公演を行なっており、同会場でヘッドライン公演を行なうことはクイーンのような駆け出しのバンドにとって夢のようなことでしたが、クイーンのコンサートは3公演ともチケットが完売しました。

1973年にデビュー・アルバム『Queen』をリリースしたクイーンは、同年末にモット・ザ・フープルのUKツアーで前座を務め、映像の中でブライアン・メイは次のように語っています。
「サポート・ツアーの後、当時のトップ・プロモーターだったメル・ブッシュから、『キミたちなら次のツアーでヘッドライナーを務められる』と言われたんだ。普通なら、複数のバンドの前座を務めて、ファンを獲得してからヘッドライン・ツアーを行なうから、随分と早いオファーだなと思って、驚いたのを覚えてる。でも彼は、『キミたちなら出来る。これらの会場だってチケットが完売するよ』と言って、ニューキャッスルのシティ・ホールや、マンチェスターのフリー・トレード・ホールとかビッグな会場の名前を挙げたんだ。『こういう会場だって満席に出来るし、最後にレインボーでやろう』ってね」