追悼・レスリー・マッコーエン〜[再録・初来日]熱狂のアイドル、嵐を呼んだベイ・シティ・ローラーズ『ミュージック・ライフ』1977年2月号より

本日正午のニュースでもお伝えした通り、元ベイ・シティ・ローラーズのレスリー・マッコーエンがお亡くなりになりました。ここ何年間かはコンサートのために毎年来日、今年も7月から来年5月にかけてのスケジュールも発表されていたので、順調ならまた日本にも来てくれたに違いありません。心よりお悔やみ申し上げます。
ベイ・シティ・ローラーズは60年代から活動するバンドでしたが、世に出るきっかけとなったのは73年終わりのレスリーの加入。その後74年にデビュー・アルバム『Rollin'(『エジンバラの騎士』)』をリリース、以後一気に世界的人気を獲得します。そして初めて日本にやってきたのが1976年12月。東京・日本武道館3回を含む大阪・名古屋・静岡・福岡での8公演でした。今回はレスリーへの追悼の意を込め、インタヴューを含むその初来日公演をリポートする『ミュージック・ライフ』1977年2月号の特集ページをそのままお送りします。


以下、画像はすべて単ページごとタップ/クリックで拡大できます。
当時ベイ・シティ・ローラーズを支持したファン層は、彼らよりも少し先駆けてブレイクしていたクイーンよりも年齢的にやや下の層、ロウ〜ミドル・ティーンの女子が中心でした。そのため『ミュージック・ライフ』よりも姉妹誌『ロック・ショウ』の方で大きく取り上げられることが多かったのですが、もちろん『ミュージック・ライフ』でもその動向はずっと追いかけていました。そしてようやくの初来日、ということでの紹介的な内容の記事になっています。

そして以下の画像、最初の2点はこの時のステージの様子。下段左、場所は東京・九段の靖国神社を訪れた時でしょうか、衣装のところを見ると武道館のステージ直前ということかもしれません。右は、一連の特集が掲載された前月・1977年1月号に掲載された、メンバー全員の直筆サインが入ったグリーティング写真、弊社が保有するお宝のひとつです。

あれから45年。当時10代でコンサートにいらした方も、今は還暦前後ということになります。とはいえレスリーの享年は65、いくらなんでも若すぎるというもの。重ね重ね、謹んでお悔やみ申し上げます。

そして現在ライブラリを探索中、来週にはグループ時代のレスリーと、脱退後ソロとして活動した時代、またリユニオンしての来日公演の様子など、「ミュージック・ライフ写真館」をお送りいたしますので、どうぞお楽しみに。

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  • あきこ さん投稿日時 2021.04.26 19:29

    貴重な記事と美しい写真をありがとうございます。
    長谷部先生が撮影された写真、たくさん見せていただきたいです。
    まだ悲しみの中にいる私たちファンの心はなかなか元に戻りそうにありませんが…

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