ホワイトスネイクのMVやラットのアルバム・カヴァーに登場したカヴァデールの前妻、女優のタウニー・キティンが59歳で死去

1961年にカリフォルニア州サンディエゴで生まれたキティンは、80年代初期からモデルとして活動し、テレビCMにも出演していました。当時ラットのギタリストだったロビン・クロスビーと高校時代から恋愛関係にあったキティンは、ラットのデビューEP「Ratt」（1983年）とデビュー・アルバム『Out of the Cellar』（1984年）のカヴァー・モデルに起用され、ラットのミュージック・ビデオ「Back for More」にも出演しました。

また80年代には、ホワイトスネイクのミュージック・ビデオ「Here I Go Again」「Still of the Night」「Is This Love」「The Deeper the Love」「Fool for Your Loving」に出演し、デヴィッド・カヴァデールと1989年から1991年まで結婚していました。

1983年からは女優としても活動するようになり、1984年の映画『Bachelor Party』でトム・ハンクスの恋人役を演じたほか、90年代から2000年代にかけて、TVシリーズ『The New WKRP in Cincinnati』（1991~1993）や、リアリティ番組の『America’s Funniest People』や『The Surreal Life』に出演していました。

キティンの訃報を受け、デヴィッド・カヴァデールは次のようにツイートしています。
「とても悲しい予期せぬニュースで目覚めた。確認を取っているところだが、事実なら彼女の子供たち、ご家族、友人、ファンの皆さんにお悔やみを申し上げます」

安らかなる眠りをお祈りいたします。