ポール・リヴィア＆ザ・レイダーズの元メンバー、キース・アリソンが79歳で死去

テキサス州生まれのアリソンは、1968年から1975年まで、ポール・リヴィア＆ザ・レイダーズでヴォーカル、ベース、ギター、オルガンを担当し、ヒット曲のプロデュースも手がけていました。

バンドが訃報を伝えています。
「キース・アリソンの訃報をお伝えすることになり、レイダーズ・ファミリー全員が深い悲しみに包まれています。キースはこれからもレイダーズの一員です。キースの妻ティナと息子のライランド、娘のアリソンとブレンダ、そして彼の孫たちに我々の愛を捧げます。キースは万人の友であり、誰もが彼を愛していました。彼の死は非常に惜しまれるでしょう」

ポール・リヴィア＆ザ・レイダーズ加入前は、1965年から1967年まで、ディック・クラークのTV音楽番組『Where the Action Is!』に出演し、ポール・マッカートニーに似ていることで知られていました。1967年には、自身のソロ・アルバム『Keith Allison in Action』をリリースしています。

また、ロイ・オービソン、ソニー＆シェール、ハリー・ニルソンなど様々なアーティストの楽曲で演奏し、モンキーズ1966年のデビュー・アルバムや1968年のアルバム『Head』に貢献したほか、リンゴ・スター1978年のアルバム『Bad Boy』に参加し、同年のTV特番『Ringo』の音楽ディレクターも務めていました。

なお、2000年以降はワディ・ワクテル・バンドのレギュラーとして活動し、2006年にはジェリー・リー・ルイスのアルバム『Last Man Standing』にベースで参加していました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。