ブライアン＆ロジャー・イーノ、コンサート映画『Live At The Acropolis』から「Celeste」のライヴ映像公開

ブライアン・イーノとロジャー・イーノは2021年8月4日、アテネのヘロディス・アッティコス音楽堂（Odeon of Herodes Atticus amphitheatre）で公演を行ない、その模様を収録したコンサート映画『Live At The Acropolis』が、3月2日の一夜に限りUKの劇場でプレミア上映されることになりました（1月13日MLCニュース）。

この映画から、「Celeste」のライヴ映像が公開されています。

同公演では、2020年のデュオ・アルバム『Mixing Colours』（2020年1月24日MLCニュース）の収録曲や、ブライアン2022年のアルバム『Foreverandevernomore』（2022年10月17日MLCニュース）とロジャーが同年リリースした『The Turning Year』（2022年1月14日MLCニュース）から新曲も初披露しており、ロジャーの娘セシリー・イーノがヴォーカル、ウクレレ、マンドリンを担当、レオ・アブラハムスがギター、ピーター・シルヴァースがキーボードで参加しました。

ロジャー・イーノは、映画について次のように語っています。

「この映画は、あの瞬間を正確かつ繊細に捉えていると思いますが、単なる瞬間や記録ではなく、それ自体が美しい作品であり、今や世界中で共有できるものです。パフォーマーと観客の視点は全く異なっており、観客はヘロディス・アッティコス音楽堂の壁にブライアンの見事なビジュアルを目にしましたが、我々は頭上に、闇夜に浮かんでいるかのように照らされたパルテノンを見ていました。あのような場所でパフォーマンスが出来、非常に光栄でした」