ドリーム・シアターの元シンガー、チャーリー・ドミニシが72歳で死去

ドリーム・シアター『When Dream And Day Unite』（Mechanic Records：1989）ジャケット（左）と、同作ブックレットに掲載されているチャーリー・ドミニシのポートレイト。

ドリーム・シアターの元シンガー、チャーリー・ドミニシ（Charlie Dominici）が11月17日、72歳で死去しました。

商品詳細
ドリーム・シアター
『When Dream & Day Unite』

・Amazon Music・MP3（MAR 06 1989）¥900
・CD（1992/8/10）輸入盤

バンドのドラマー、マイク・ポートノイがSNSで訃報を伝えています。

「我々は。元ドリーム・シアターのシンガー、チャーリー・ドミニシの訃報に打ちひしがれています。チャーリーは、1988年にバンドがレコーディングしたデビュー・アルバム『When Dream And Day Unite』のヴォーカリストでした。素晴らしいシンガーであるだけでなく、信じられないほど才能あるソングライターでもあり、ギターとキーボードの両方で多才なミュージシャンでした。

我々は1989年末に彼と別れましたが、その後も友人関係は続き、彼は1994年に僕とマーリーンの結婚式でバンドのフロントマンを務めてくれました。2004年には、WDADU（デビュー・アルバム『When Dream And Day Unite』）の15周年記念コンサートでバンドと共演し、2007年に彼のソロ・バンドがドリーム・シアターのヨーロッパ・ツアーで前座を務め、2022年には僕とJP（ジョン・ペトルーシ）のツアーを観に来てくれました。数週間前に僕のDT復帰が発表された日も、彼にメールをしたらお祝いの返信が来て、とても喜んでくれたのです。

チャーリーの予期せぬ死は、ドリーム・シアター・ファミリー全員にとって、とてつもなく大きな損失であり、この非常に困難な時期に心からご家族にお悔やみを申し上げます。

もし皆さんがまだご覧になっていないのなら、僕が『When Dream And Day Reunite』のDVDのために編集したドリーム・シアター1988／1989年のドキュメンタリー『I Can Remember When...』があり、チャーリーと彼がバンドにいた時代への素晴らしいトリビュートになっています」

なお、自身のバンドを結成したドミニシは、2000年代に3枚のアルバム『O3 A Trilogy: Part One』（2005年）、『O3 A Trilogy Part Two』（2007年）、『O3 A Trilogy Part Three』（2008年）をリリースしていました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。