クイーン、駆け出し時代のロンドン初公演を収録した幻のテープ発掘

駆け出し時代のクイーンは、ロンドンのインペリアル・カレッジでバンド初となるロンドン公演を行ない、その模様を収録した幻のテープが、ブライアン・メイによって発見されました。

メイは同公演の日にちについては触れていませんが、バンドは初期の頃に数回この会場で公演を行なっており、初代ベーシストのマイク・グロースが参加していた同会場での初公演は、1970年7月18日に行なわれました(2019年3月11日MLCニュース参照)。
英国の音楽誌『Classic Rock』誌の最新号で、ブライアン・メイは次のように語っています。
「僕らは以前から歴史的に重要なものに目を向けているんだけど、つい最近発掘したこのテープにはワクワクしてるんだ。これは、僕らがインペリアル・カレッジの講堂で行なった初期のギグの一つで、僕はカセットがあったことさえ知らなかった。
テープを聴くと、当時の僕らが非常に未熟だったことがわかるし、成長段階のフレディを聴くと興味をそそられる。彼には意思とカリスマ性、情熱があったけど、まだあの歌声を生かす機会がなかった。僕には、フレディが当時のヴォーカルを聴いて喜ぶかどうか分からないから、(テープの公開には)ちょっとためらう部分があるんだ。でも不思議なことに、もしフレディが今ここにいたら、僕と同じように『ああ、僕らは子供だったね』って言うような気がしてね。
このテープをどうしようか、話し合ってるところなんだ。数年前だったら、僕らはかなり守りに入って、『当時の演奏はかなり雑だから、このテープは誰にも聴かせるべきじゃない』って思っただろうけど、今の人生における立場なら寛容になれると思うんだ。当時の僕らを恥じてはいないし、世に逆らっていたのが僕らだったんだからね」
英国の音楽誌『Classic Rock』誌の最新号で、ブライアン・メイは次のように語っています。
「僕らは以前から歴史的に重要なものに目を向けているんだけど、つい最近発掘したこのテープにはワクワクしてるんだ。これは、僕らがインペリアル・カレッジの講堂で行なった初期のギグの一つで、僕はカセットがあったことさえ知らなかった。
テープを聴くと、当時の僕らが非常に未熟だったことがわかるし、成長段階のフレディを聴くと興味をそそられる。彼には意思とカリスマ性、情熱があったけど、まだあの歌声を生かす機会がなかった。僕には、フレディが当時のヴォーカルを聴いて喜ぶかどうか分からないから、(テープの公開には)ちょっとためらう部分があるんだ。でも不思議なことに、もしフレディが今ここにいたら、僕と同じように『ああ、僕らは子供だったね』って言うような気がしてね。
このテープをどうしようか、話し合ってるところなんだ。数年前だったら、僕らはかなり守りに入って、『当時の演奏はかなり雑だから、このテープは誰にも聴かせるべきじゃない』って思っただろうけど、今の人生における立場なら寛容になれると思うんだ。当時の僕らを恥じてはいないし、世に逆らっていたのが僕らだったんだからね」


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