「MLCニュースで振り返る2022年」、別途まとめました「上半期に最も見られたニュース」（12月23日MLCニュース）に続き、こちらは下半期のアクセス数トップ20です。年間約2,400本、7〜12月の半期に限ってもお送りしたニュースは1,200本にもおよびますが、その中からアクセス数の多かった上位20本を改めて振り返りましょう。

夏といえばフェス！──2年間休止もしくは海外アーティスト不参加、でなくともかなりの制限をかけられた限定開催から、制限もゆるめられ通常開催にかなり近づいた今年。参加する我々オーディエンス側もかなりその様式に慣れてきたため、今年はもう大きな問題になることはありませんでした。さらに9月以降はレディー・ガガやガンズ・アンド・ローゼズ、KISS最後の来日など、スタジアム〜大型アリーナでの単独来日公演も実現。着実に “日常” を取り戻しつつあった7〜12月、この間に注目を集めたニュースは以下の通り。

厳密には年内最後の更新となる本日公開のニュースもその中に含まれますが、本日分は公開期間が1日だけとなるため上位に食い込むことはありません（逆に言うと下半期の初日7月1日公開のニュースは公開期間が半年となるため、最も有利に）。ですので期間中ではあるものの、ひと足お先に2022年を総まとめ！

上半期のアクセス数トップ20（12月23日MLCニュース参照）に対し、1位以下全体的に同様に強いクイーンですが、2位にはレディー・ガガ、3位にはデイヴィッド・フォスターが食い込み、9位以下に限ればクイーン関連は2本のみでそれ以外はかなりばらつきが出るという結果に。実はこの「上半期はクイーン圧勝、下半期はやや苦戦」という傾向は昨年も同様でして。クイーン・ファンのみなさんは、時間が経っても過去のニュースを繰り返しご覧になる傾向があるようです。

それ以外の特徴的な点としては、ライヴ／イベントの情報にアクセスが集中したという点。2位のレディー・ガガは9月の来日公演を目前に控え予習的な意味合いで見られたようですし、３・15・20位の来日公演そのものの情報に加え、7月に開催されたフジロック関連だけで2項目（16・18位）。さらに9・12・14位といった「関連イベント」情報にもアクセス集中。新型コロナの影響で自粛が続き、そうしたイベントへの無言の渇望感が強く伝わってきました。

［R.I.P］

そして下半期にも多くの訃報がありました。

7月　モー・オースティン（ワーナーのCEO）　他
8月　オリヴィア・ニュートン＝ジョン、ラモント・ドジャー　他
9月　ラムゼイ・ルイス　他
10月　ジェリー・リー・ルイス　他
11月　ガル・コスタ、ニック・ターナー（ホークウィンド）、キース・レヴィン（PIL）、ウィルコ・ジョンソン（ドクター・フィールグッド）、クリスティン・マクヴィー　他
12月　ジム・スチュワート（スタックス・レコード）、マニュエル・ゲッチング（アシュ・ラ・テンペル）、テリー・ホール（ザ・スペシャルズ）　他
※12月分物故者は1月にまとめ、新年の更新再開後に公開します。

謹んでお悔やみ申し上げますとともに、安らかなる眠りをお祈り申し上げます。

ここまで2022年下半期アクセス数トップ20でした。いろんなことがあった2022年でしたが、来たる年もみなさまにとって良い年でありますように。良い年をお迎えください。来年もミュージック・ライフ・クラブをよろしくお願い申し上げます！