スクリーミング・トゥリーズのベーシスト、ヴァン・コナーが55歳で死去

米ロック・バンド、スクリーミング・トゥリーズ(Screaming Trees)の創設メンバー/ベーシストのヴァン・コナー(Van Connor)が1月17日、55歳で死去しました。

ヴァンの兄弟でバンド仲間のゲイリー・リー・コナーが訃報を伝えています。
「スクリーミング・トゥリーズのベーシスト/ソングライターのヴァン・コナーが1月17日、長い闘病生活の末、55歳で亡くなりました。最後に彼を襲ったのは肺炎でした。彼は僕の最も親しい友人の一人で、彼のことが大好きでした。彼がいなくなり、永遠にいつまでも寂しくなる……」

エピック時代のプロモーション写真。右端がヴァン・コナー、その隣が昨年他界したマーク・ラネガン。

ヴァン・コナーは1967年、カリフォルニア州アップルヴァレーで生まれ、1984年にゲイリー・リー・コナーとドラマーのマーク・ピッケレル、昨年2月に亡くなったマーク・ラネガン(2022年2月24日MLCニュース)と共にワシントンでスクリーミング・トゥリーズを結成しました。

バンドは、1986 年のデビュー アルバム『Clairvoyance』発表後、SSTレコードから3枚のアルバム『Even If and Everything When』『Invisible Lantern』『Buzz Factory』をリリースし、1991年に初めてメジャー・レーベルのエピックから『Uncle Anesthesia』をリリースしました。

続いて、1992年のアルバム『Sweet Oblivion』から、「Nearly Lost You」が1992 年の映画『Singles』のサウンドトラックにフィーチャーされ、バンドは遂にブレイクを果たしました。

バンドの音楽は、80 年代後半~90 年代前半の米インディ・シーンを定義するのに役立ち、7枚のスタジオ アルバムをリリースしましたが、2000年に解散。近年、コナーはもう一人の兄弟パトリック・コナーと ヴァリス(Valis)というバンドで演奏し、セッション・ミュージシャンとしても活動していました。

なお、スクリーミング・トゥリーズは 2011年、90 年代後半に録音した音楽を最後のアルバム『Last Words: The Final Recordings』としてリリースし、コナーは2019年にソロ・アルバム『Coming Back Again』をリリースしていました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
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