MLCニュース・アクセス数トップ20、カウントダウンで振り返る2023年上半期。1〜6月に最も見られたニュースとは

今年もこの更新で最後となります。というわけで、「MLCニュースで振り返る2023年」。ミュージック・ライフ・クラブでは毎日10本前後のニュースを更新しており、毎月200本超、年間で約2,400本ものニュースをお送りしているわけですが、今年6月までの上半期に最も注目を集めたニュースは何だったのか。

世界保健機関が「新型コロナウイルス感染症の緊急事態宣言終了」を発表、日本でも感染症法上の位置づけが5類に移行し、ようやくコロナ禍もやり過ごして本格的な「コロナ前」の生活が戻ってきた2023年前半。海外からやってくるアーティストも日に日に増えていき、そんなライヴの現場だけでなく、音楽の世界そのものにも活気が戻ってきて、日々更新していくニュースからもそれが伝わってまいりました。

お送りしてきた海外ロック&ポップスを中心としたニュースで、1〜6月の間に注目を集めたのは以下のようなものでした。

1〜6月 20位 → 4位

ディスカバー・ビートルズ THE BOOK

2,970円

NHK-FM『ディスカバー・ビートルズ』制作班(編)
ナビゲーター:杉 真理 & 和田 唱
監修:藤本国彦

13位 MUSIC・2023.06.12

NHKドキュメンタリー『映像の世紀 バタフライエフェクト』でビートルズ! 前後編6/12&19放送

※6月に前後編の2週にわたって放送されたものが、12月30日(土)に1本に編集し直された73分の拡大版として放送されます。

ミュージック・ライフ大全



2,800円

1〜6月 3位 → 1位

─────────────

1位はフレディのニュースであることに加えて「生前最後のインタヴュー映像」というセンセーショナルな内容ということもあって文句なしのトップ。 それを猛追したのが2位のトニー安村! ワイドショー番組でも取り上げられ、それ以外でもテレビに出るたび「今や世界的な」という説明とともにしばらくの間紹介されていました。彼のおかげでスパイス・ガールズが再び急上昇、当人たちは知ったこっちゃないんでしょうが、「ワナビー」ヒットから27年後の出来事でした。この2本のニュースは断トツのアクセス数を残しています。

以下は大きく引き離されていたとはいえ、3位はなんとキング・クリムゾン! 4位ガンズ、6位グラハム・ボネットあたりまではちょっとびっくりな健闘ぶり。クリムゾンのライヴ盤3作再発はともかく、ガンズとグラハム・ボネットはニュースそのものも「おっ!」という軽く驚く内容でした。この他目立つのは20位のシティ・ポップのコンピレーション発売のニュースくらいで、急逝した大物の訃報関連と来日したクラプトン関連を除けばもうクイーンとビートルズ。MLCの全ユーザー中のこの二者のファンの占める割合は圧倒的なので大方予想通りの結果とはいえ、この時点ではクーン+アダム・ランバートの来日公演も、ビートルズ最後のシングルのニュースも、まだ発表されていません。


[R.I.P]

そして今年前半も多くの方がお亡くなりになりました。年明け間も無く大物他界のニュースが相次ぎ、テレビのニュースや、場合によってはニュース速報で知らされることもあったり……。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、安らかなる眠りをお祈り申し上げます。

1月 ジェフ・ベック、高橋幸宏、デヴィッド・クロスビー、トム・ヴァーレイン 他
2月 バート・バカラック、ヒューイ・“ピアノ”・スミス 他
3月 ウェイン・ショーター、デヴィッド・リンドレー、坂本龍一 他
4月 シーモア・スタイン、マーク・スチュワート、ハリー・べラフォンテ 他
5月 ゴードン・ライトフット、ヒタ・リー、ティナ・ターナー 他
6月 ジョージ・ウィンストン、アストラッド・ジルベルト 他

というわけで、2023年上半期まとめ、アクセス数ランキング・トップ20でした。引き続き、「2023年下半期アクセス数ランキング・トップ20」もご覧ください。
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