ここからは7月以降の下半期。世界的な音楽関連ニュースでぱっと思い浮かぶのはやはり何しろビートルズの「ナウ・アンド・ゼン」ですよね。日本に限っていえば、これまた誰しもが賛成するであろう、クイーン＋アダム・ランバートの来日決定の知らせ。来年前半はしばらくこの話題でもちきりなんだろうなあ……。それ以外で印象的だったのはKISSのフェアウェル・ツアー終了＆ヴァーチャルで再始動とか、U2のラスヴェガス公演の様子とか。みなさんはどんなニュースをご記憶でしょうか。

反面、ウクライナの紛争は未だ終わりが見えず、そこへガザ地区のイスラエルとパレスチナの争いが新たに紛争化したり。それ以外にもきな臭い話題は絶えることがなく、“人” が原因の災いは次から次へと発生し続けています。そんな地域の皆さんが再び音楽を楽しめる日はいつ来るのでしょう？　ミュージシャンらが声を上げるようなニュースが目立たないのは、何かしがらみでもあるのでしょうか……。

そんな2023年、ここまでの海外ロック＆ポップスを中心としたニュースで7〜12月の間に注目を集めたのは以下のようなものでした。

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MUSIC・2023.12.26
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確かに1位のニュースはセンセーショナルだったこともあり、そういえばこのニュースばかりはアクセス数が異常な数値を示していたのを思い出しました。しかしちゃんと2位に来日決定の第一報が入り、クイーン関連は順当に20位までにもちゃんと複数のニュースが入っています。3位は意外でもありつつ（素直に考えれば新作リリースのニュースかなと）、他界からもう2年になりますが、日本のファンもチャーリーが大好きだったのが嬉しくもありつつ。バンドも元気そのもので（5／8／14位）、ふたつ併せてじーんと来ます。

それにしても4位はびっくりですね。シンプルにどこかでホットな話題になってリンクがここへ貼られていたのか、何か裏でもあるのか？と訝しんだり。ともあれ、また注目のバンドが一つ増えたことは、我々サイドにとってもユーザーのみなさんサイドにとってもいいことだと思います。全体を見渡して驚いたのは、「ナウ・アンド・ゼン」『赤盤』『青盤』関連のニュースがランクインしていないこと。一般層で話題になりすぎてこちらまで余波が来なかったのでしょうか……？　『赤盤』『青盤』2023年エディションは、スルーするには勿体なさすぎる聴きどころの多さなのに！


［R.I.P］

そして今年前半も多くの方がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、安らかなる眠りをお祈り申し上げます。

7月　ジェーン・バーキン、トニー・ベネット、シネイド・オコナー、ランディ・マイズナー　他
8月　ジェイミー・リード、ロビー・ロバートソン、ジェリー・モス　他
9月　ジミー・バフェット、ゲイリー・ライト　他
10月　谷村新司、ドワイト・トゥイリー、もんたよしのり、櫻井敦司　他
11月　シェイン・マガウアン、チバユウスケ、大橋純子　他
（12月分は、1月初めに）

というわけで、2023年下半期まとめ、アクセス数トップ20、いかがでしたでしょうか。予想通りの部分もあれば、そうでないところも多々あり。訃報がこの先増えていくことなどわかっていますが、なるべく少なく、できるだけ先延ばしになればいいなと。そして2024年も、見て一緒に喜べるニュースがたくさんあることを祈ります。本年もみなさまに一年大変お世話になりました、2024年も変わらぬご愛顧をぜひよろしくお願いいたします！　良い年をお迎えください。ではまた来年！