※関連ニュースをご覧になる場合は、こちら↑のタグ(アーティスト名/項目)をクリック。

「Let’s Straighten It Out」のヒットで知られるマイアミ・ソウルの代表格、ブルーズ/R&Bシンガーのラティモア死去

商品詳細 ラティモア『エヴリ・ウェイ・バット・ロング』(Malaco:1986)
Amazon(2026/9/16)¥2,530【SOUL百発百中ソウル・ブラザー編】
8月22日、1974年のヒット曲「Let’s Straighten It Out」で知られるシンガーのラティモア、本名ベンジャミン・ウィリアム・ラティモアが亡くなりました。享年86。筋金入りのブルーズ・ミュージシャンである彼ですが、この唯一のヒット曲はR&Bチャートでナンバー・ワンを獲得したことで知られています。
テネシー州チャールストン生まれのラティモアは、1960年代からライヴやレコーディング活動を始め、1970年代初頭にはヘンリー・ストーンのレーベル、グレイズ(Glades)でより大きな成功を収めます。「Stormy Monday」や「If You Were My Woman」のカヴァーもそこそこの注目を集めましたが、彼にとっての転機となったのは1974年に自身で作詞・作曲した「Let’s Straighten It Out」でした。この曲はR&Bチャートで1位を獲得し、彼にとって唯一のクロスオーバー・ポップ・ヒットとなったのです。
ラティモアのエレクトリック・ピアノと、まるで語りかけるようなヴォーカルを軸に構成されたこの曲は、恋人同士に口論を止めて、互いに話し合うよう訴える内容でした。ラティモアは「Straighten It Out」に続き、トップ5入りを果たした「Keep the Home Fire Burnin'」や「Somethin’ ‘Bout ‘Cha」など、さらに12曲のR&Bチャート・ヒットを飛ばしました。

R&Bのメインストリームの流れが変化していった80年代、ラティモアはよりサザン・ソウル寄りのサウンドへと転向し、ミシシッピを拠点とする人気レーベル、マラコ・レコードに自らの居場所を見出します。それから20年間にわたり、彼は着実にアルバムをリリースし続け、大人のリスナー層から温かく迎えられました。彼は後に自身のレーベル、ラトストーン(LatStone)・レコードを設立し、2000年代に入ってもなおレコーディングやライヴ活動を続けていました。

ラティモアは通算で20枚以上のアルバムをリリースしており、その最後の作品は2013年にリリースされた偉大なるレイ・チャールズへのトリビュート・アルバムでした。

なお、「Let’s Straighten It Out」は間違いなくラティモアの代表曲ですが、1976年のアルバム『It Ain’t Where You’ve Been』収録の「Let Me Go」は、TikTokの複数の投稿で取り上げられたことをきっかけに2,500万回以上の再生回数を記録し、21世紀の隠れたヒット曲となっています。
Latimore "Let Me Go"
2017年、ラティモアはブルーズの殿堂入りを果たしました。これは50年以上にわたる彼のキャリアに対する評価であり、当代きっての偉大なバリトン歌手の一人としての地位を確固たるものにする栄誉でした。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
商品詳細
ラティモア
『ラティモア』


Amazon(2026/9/16)¥2,145
商品詳細
ラティモア
『アイル・ドゥ・エニシング・フォー・ユー』


Amazon(2026/9/16)¥2,530【SOUL百発百中ソウル・ブラザー編】
商品詳細
Latimore
『Latimore Remembers Ray Charles』


Amazon Music(APR 16 2013)
この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

THE DIG Presents ディスコ

THE DIG Presents ディスコ

1,650円
歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

歌と映像で読み解くブラック・ライヴズ・マター

2,200円
ディスク・コレクション ファンク

ディスク・コレクション ファンク

2,420円
ディスク・コレクション ヒップホップ

ディスク・コレクション ヒップホップ

1,980円

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

ページトップ