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ZZトップのビリー・ギボンズ、フランク・ビアード他界後にキース・リチャーズからメールを受け取っていたことを明かす
「俺たちは今、実に興味深い渦の中にいるんだ」と言うのが、自身の所属する “テキサスから来たお馴染みのバンド” の現在について語るビリー・ギボンズの表現です。「今のバンドはハイブリッド状態を楽しんでるところでね。ZZトップのレガシーは、ほんのちょっと前に強化された。俺は意図的に『強化』って言葉を使ってるんだよ、つまり何をしたって容易には壊れやしないって意味でね。たとえデッカいハンマーを持ち出して叩き壊しにかかっても、ZZトップのレガシーはきっと形状記憶状態で残るはずだよ」
ZZトップ公式フェイスブック・ページ、2016年6月の投稿より。同ページで掲載・公開された3人の写真では、おそらく最も若い時代の1枚。この時点で47年前ということは、1969年頃ということになる。左からダスティ・ヒル、フラック・ビアード、ビリー・ギボンズ。当時3人とも二十歳。
ZZトップのオリジナル・ラインナップが揃うことがもはや叶わなくなっている現状を考えると、これはなかなか肝の据わった発言と言えるかも知れません。先頃ドラマーのフランク・ビアードが亡くなり(8月20日MLCニュース)、その5年前の2021年にもベースのダスティ・ヒルが亡くなって(2021年7月29日MLCニュース)、いまやバンドの生存メンバーはギボンズただひとりです。現在、彼はベーシストのエルウッド・フランシス、ドラマーのマイケル・モナハンの傍らでエレクトリック・ギターを弾いています。
長年の相棒たちなしで活動を続けることは、ギボンズに重い精神的負担を強いるものでした。けれど、元バンド・メンバーたちがそれぞれ自ら後任を選んでくれたおかげで、その負担は幾らか和らげられたと、彼は『Texas Monthly』誌の最新インタヴューで語っています。
ギボンズによれば、約8ヶ月前にビアードから電話があり、自身がステージで演奏ができる状態ではないと告げられたのだそうです。
「奴は言ったよ、『バスドラの足にどうも力が入らないんだ。多分ふくらはぎの方まで少し症状が出てる』って」とギボンズは振り返ります。「その電話でマイクについて話し合った。マイクに空席を埋めてもらうのはどうかって提案して来たのはフランクだったんだ。俺が『それはつまり、お前があの男なら適任だと思ってるってことか?』と尋ねると、奴は『ああ』と答えたよ。多分奴は、自分のせいで俺たちが身動き取れなくなっちまうんじゃないかと心配してたんだろう。だから奴を安心させるために、俺は『いやあ、ぶっちゃけ俺たちきっと問題なくやれると思うよ』と言った。そしたらフランクは『ああ、そうなったらなったで俺が困るよな』って返して来た。少なくとも、その時は笑い話で終わったんだ」
ベースのヒルについても同じような状況だったとギボンズは言います。ヒルは、ギボンズと最後に言葉を交わしてから10日後に亡くなりました。
「ダスティはまさしくあっという間に逝っちまった。あの時は茫然としたよ」とギボンズは語ります。彼は、コロナ禍後のツアー中にヒルが体調不良の兆候を見せた際、彼をテキサスに帰した時のことを振り返りました。
「ライヴが終わった後、俺は言ったんだ、『ダスティ、テキサスに行けよ。医者に診てもらって来い。どっちにしろこれから2、3日はオフなんだから』って。そしたらあいつはこう言ったんだ、『もし何かしらの理由で俺が戻って来るのが遅れることがあったら、エルウッドにやらせてくれ。エルウッドは何もかも知ってる。あいつは30年も俺たちと一緒にやってきてるんだからな。お前は知らないだろうけど、エルウッドは昔、よく俺にベースのパートを教えてくれてたんだぜ』って。ダスティはその10日後に亡くなったんだ」
彼は、フランシスの加入によって、バンドが一気に新たな炎を得たことを振り返りました。
「エルウッドが入って来た当初、フランクは本当に光を得たって感じだった。フランクってのは偏屈な男でね、過去50年の間、誰かをからかおうとしている時以外で、奴の笑顔なんて滅多に見ることはなかったんだ。それがエルウッドがステージに上がった時には、俺が振り返るといつも、フランクはエルウッドに視線を送っていて、熱気を漲らせたこの新メンバーを得られたことの稀有な喜びに、笑顔になったり笑い声をあげたりしてたんだよ」
ギボンズは、モナハンの加入時にも同様のインパクトがあったものの、最初のライヴでは一瞬の躊躇を覚えたことを認めました。
「衣装を着て、ステージに向かって歩きながら、どこかでかすかな不安が拭えずにいたんだ」と彼は振り返ります。「でも次の瞬間、はっとしたんだよ。『まあそうだよな、きっといつもとは少し違う感じになるだろうけど、俺はもう50年もこれを続けてきたんじゃないか。何も変える必要なんかないさ』ってね」
ギボンズは、懇意にしているミュージシャンたちから数々の応援の言葉をもらい、自分とバンドが正しい道を歩んでいることを再確認できたと語りました。
「ここ数日も、友人たちから沢山の電話やメッセージが届いてね、とても心強かったよ」と彼は言います。「キース・リチャーズからも粋なメッセージをもらったんだ。ショウ・マスト・ゴー・オンなんて言葉は一言もなかった。ただ『話は聞いたよ。俺も同じところを通って来た』、それだけだった。その言葉は俺にとって凄く大きな意味を持ってたし、随分色んなことを考えさせてくれたんだよ」
「俺にとっては、まだ太陽は沈み始めてもいないんだ」と彼は続けます。「俺にはそれが明るい光として見えてる。そこまで大した違いはないような気もするけど、でも、やっぱり違うところは違う。俺たちみんなダスティとフランクが恋しいよ。俺たちはあの二人を愛してた。あいつらは俺たちにとって全てだった。それでも、俺たちはあいつらの指示があったからこそ、バンドを続けてるんだ」
ZZトップの全米ツアーは10月中旬まで続き、その後、中南米へと向かいます。
◼️Tour
Sep10:Lynn Memorial Auditorium, Lynn, MA
Sep11:PNC Waterside Pavilion, Solomons, MD
Sep12:Mohegan Sun Arena, Uncasville, CT
Sep13:Cape Cod Melody Tent, Hyannis, MA
Sep15:American Music Theatre, Lancaster, PA
Sep16:Ferguson Center, Newport News, VA
Sep18:Greenfield Lake Amphitheatre, Wilmington, NC
Sep19:Sweetland Amphitheatre, Lagrange, GA
Sep20:Peace Concert Hall - Peace Center, Greenville, SC
Sep22:Anderson Music Hall, Hiawassee, GA
Sep24:Koka Booth Amphitheatre at Regency Park, Cary, NC
Oct3:The Cynthia Woods Mitchell Pavilion, The Woodlands, TX
Oct4:The Pavilion at Toyota Music Factory, Irving, TX
Oct7:Tennessee Theatre, Knoxville, TN
Oct8:Ascend Amphitheater, Nashville, TN
Oct9:VyStar Pavilion, Port Wentworth, GA
Nov9:Telemex Auditorium, Guadalajara, MX
Nov11:Auditorio Nacional, Ciudad De México, MX
Nov13:Banamex Auditorium, Monterrey, MX
Nov16:Teatro Caupolican, Santiago, CL
Nov18:KTO Arena, Porto Alegre, BR
Nov20:Igloo Super Hall, Curitiba, BR
Nov21:Suhai Music Hall, São Paulo, BR
Nov24:Movistar Arena, Buenos Aires, AR
ZZトップ公式サイト:ツアー
長年の相棒たちなしで活動を続けることは、ギボンズに重い精神的負担を強いるものでした。けれど、元バンド・メンバーたちがそれぞれ自ら後任を選んでくれたおかげで、その負担は幾らか和らげられたと、彼は『Texas Monthly』誌の最新インタヴューで語っています。
ギボンズによれば、約8ヶ月前にビアードから電話があり、自身がステージで演奏ができる状態ではないと告げられたのだそうです。
「奴は言ったよ、『バスドラの足にどうも力が入らないんだ。多分ふくらはぎの方まで少し症状が出てる』って」とギボンズは振り返ります。「その電話でマイクについて話し合った。マイクに空席を埋めてもらうのはどうかって提案して来たのはフランクだったんだ。俺が『それはつまり、お前があの男なら適任だと思ってるってことか?』と尋ねると、奴は『ああ』と答えたよ。多分奴は、自分のせいで俺たちが身動き取れなくなっちまうんじゃないかと心配してたんだろう。だから奴を安心させるために、俺は『いやあ、ぶっちゃけ俺たちきっと問題なくやれると思うよ』と言った。そしたらフランクは『ああ、そうなったらなったで俺が困るよな』って返して来た。少なくとも、その時は笑い話で終わったんだ」
ベースのヒルについても同じような状況だったとギボンズは言います。ヒルは、ギボンズと最後に言葉を交わしてから10日後に亡くなりました。
「ダスティはまさしくあっという間に逝っちまった。あの時は茫然としたよ」とギボンズは語ります。彼は、コロナ禍後のツアー中にヒルが体調不良の兆候を見せた際、彼をテキサスに帰した時のことを振り返りました。
「ライヴが終わった後、俺は言ったんだ、『ダスティ、テキサスに行けよ。医者に診てもらって来い。どっちにしろこれから2、3日はオフなんだから』って。そしたらあいつはこう言ったんだ、『もし何かしらの理由で俺が戻って来るのが遅れることがあったら、エルウッドにやらせてくれ。エルウッドは何もかも知ってる。あいつは30年も俺たちと一緒にやってきてるんだからな。お前は知らないだろうけど、エルウッドは昔、よく俺にベースのパートを教えてくれてたんだぜ』って。ダスティはその10日後に亡くなったんだ」
彼は、フランシスの加入によって、バンドが一気に新たな炎を得たことを振り返りました。
「エルウッドが入って来た当初、フランクは本当に光を得たって感じだった。フランクってのは偏屈な男でね、過去50年の間、誰かをからかおうとしている時以外で、奴の笑顔なんて滅多に見ることはなかったんだ。それがエルウッドがステージに上がった時には、俺が振り返るといつも、フランクはエルウッドに視線を送っていて、熱気を漲らせたこの新メンバーを得られたことの稀有な喜びに、笑顔になったり笑い声をあげたりしてたんだよ」
ギボンズは、モナハンの加入時にも同様のインパクトがあったものの、最初のライヴでは一瞬の躊躇を覚えたことを認めました。
「衣装を着て、ステージに向かって歩きながら、どこかでかすかな不安が拭えずにいたんだ」と彼は振り返ります。「でも次の瞬間、はっとしたんだよ。『まあそうだよな、きっといつもとは少し違う感じになるだろうけど、俺はもう50年もこれを続けてきたんじゃないか。何も変える必要なんかないさ』ってね」
ギボンズは、懇意にしているミュージシャンたちから数々の応援の言葉をもらい、自分とバンドが正しい道を歩んでいることを再確認できたと語りました。
「ここ数日も、友人たちから沢山の電話やメッセージが届いてね、とても心強かったよ」と彼は言います。「キース・リチャーズからも粋なメッセージをもらったんだ。ショウ・マスト・ゴー・オンなんて言葉は一言もなかった。ただ『話は聞いたよ。俺も同じところを通って来た』、それだけだった。その言葉は俺にとって凄く大きな意味を持ってたし、随分色んなことを考えさせてくれたんだよ」
「俺にとっては、まだ太陽は沈み始めてもいないんだ」と彼は続けます。「俺にはそれが明るい光として見えてる。そこまで大した違いはないような気もするけど、でも、やっぱり違うところは違う。俺たちみんなダスティとフランクが恋しいよ。俺たちはあの二人を愛してた。あいつらは俺たちにとって全てだった。それでも、俺たちはあいつらの指示があったからこそ、バンドを続けてるんだ」
ZZトップの全米ツアーは10月中旬まで続き、その後、中南米へと向かいます。
◼️Tour
Sep10:Lynn Memorial Auditorium, Lynn, MA
Sep11:PNC Waterside Pavilion, Solomons, MD
Sep12:Mohegan Sun Arena, Uncasville, CT
Sep13:Cape Cod Melody Tent, Hyannis, MA
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Sep16:Ferguson Center, Newport News, VA
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Sep19:Sweetland Amphitheatre, Lagrange, GA
Sep20:Peace Concert Hall - Peace Center, Greenville, SC
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Sep24:Koka Booth Amphitheatre at Regency Park, Cary, NC
Oct3:The Cynthia Woods Mitchell Pavilion, The Woodlands, TX
Oct4:The Pavilion at Toyota Music Factory, Irving, TX
Oct7:Tennessee Theatre, Knoxville, TN
Oct8:Ascend Amphitheater, Nashville, TN
Oct9:VyStar Pavilion, Port Wentworth, GA
Nov9:Telemex Auditorium, Guadalajara, MX
Nov11:Auditorio Nacional, Ciudad De México, MX
Nov13:Banamex Auditorium, Monterrey, MX
Nov16:Teatro Caupolican, Santiago, CL
Nov18:KTO Arena, Porto Alegre, BR
Nov20:Igloo Super Hall, Curitiba, BR
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商品詳細
ZZ Top
『Goin' 50』
・Amazon Music (2019/8/30)
・Amazon(2019/8/30)輸入盤CD
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ZZ Top
『Raw(’That Little Ol' Band From Texas' Original Soundtrack)』
Amazon Music(2022/7/22)
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Amazon Music(2022/7/22)
商品情報
ZZトップ
『The Baddest』
Amazon(2014/7/22)輸入盤・CD
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ビリー・F・ギボンズ
「Cruising with Billy F Gibbons」
Amazon Music(FEB 19 2025)
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ビリー・F・ギボンズ
「Hardware」
・Amazon Music(JUN 04 2021)
・Amazon(2021/6/4)輸入盤・LP
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・Amazon(2021/6/4)輸入盤・LP
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ビリー・F・ギボンズ
「Livin' It Up Down In Texas」
Amazon Music(JAN 17 2025)
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「Livin' It Up Down In Texas」
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