毎年恒例の年末まとめ、「MLCニュースで振り返る2024年」。まずは1〜6月の上半期をお送りします。

ミュージックライフ・クラブでは毎日10本前後のニュースを更新。月単位では200本超、年間では約2,400本ものニュースをお送りしておりますので、こうして年末のまとめ作業をしていると毎年「こんなニュースもあったなあー」の連発です。今年6月までの上半期、どんな半年間だったか覚えておいでですか？

まあ何しろクイーン＋アダム・ランバートの来日ですよ。実際の公演は2月のことでしたが、前年末あたりからMLCへのアクセスもクイーン・ファンが徐々に増えてきてアクセスが熱を帯び始め、実は今年前半は映画『ボヘミアン・ラプソディ』が公開された2018〜2019年を凌駕するほどのアクセス数でした。今年の上半期はもはやこれに尽きます。あまりの熱の浮かされ具合に、たった10ヶ月ほど前のことですが、もう数年前のような感覚……。

ということで、お送りしてきた海外ロック＆ポップスを中心としたニュースで、1〜6月の間に注目を集めたのは以下のようなものでした。ほぼクイーンです。

今年「ボストン vs. フォリナー」「KISS × エアロスミス × チープ・トリック」の2回実施したMLCアンケートは、みなさんのリアクションも最終結果も非常に面白く、また近く何かひねり出して実施したいと思います。でもこれ、ホント手間がかかって骨が折れるんだ……。

トリビュート・バンドのライヴ・イベントがいくつもランクインするほどの人気なのは、やはり本家本元が「もしかしたらもう見られないかも!?」という思いがあるのでしょうか。また、ポールがツアーへ出るニュースは、下半期にも続報があったせいもあり（南米や英国公演を経て年内に終了）、今ファンの皆さんの間には「それで日本にはいつ来るの!?」という期待がどんどん膨れ上がっているようです。──この二つは異なる事象ですが、思いの根っこは同じということなのでしょうね。

とうことで、1位と2位はクイーン、3位はチューリップに関する内容のニュースでした。グイッと3位にTULIPの姫野さんのギターネタが食い込んでくるのは、洋楽・邦楽、どちらも好きなビートルズ・エイジも多いミュージックライフ・クラブならではかと思います。MLCでは、今後、日本のベテラン・ミュージシャンの情報も、いろいろ取り上げていこうと思います。ご期待ください。では下半期に40周年で弾けたボン・ジョヴィはどうなる!? 　もしポールが来日していたら？　2025年にはオアシス祭りもあるし……！　来年は来年でまた楽しみが増えてきました。


［R.I.P］

そして今年前半も多くの方がお亡くなりになりました。謹んでお悔やみ申し上げますとともに、お亡くなりになったみなさまの安らかなる眠りをお祈り申し上げます。

1月　マリーナ・ショウ、メラニー　他
2月　ウェイン・クレイマー、アストン・バレット、ダモ鈴木、ボビー・テンチ　他
3月　エリック・カルメン、カール・ウォリンジャー、T.M. スティーヴンス、スティーヴ・ハーレイ　他
4月　マイケル・ウォード、クラレンス・“フロッグマン”・ヘンリー、ディッキー・ベッツ、デュアン・エディ　他
5月　スティーヴ・アルビニ、デヴィッド・サンボーン　他
6月　フランソワーズ・アルディ、アンジェラ・ボフィル、キンキー・フリードマン　他

というわけで、2024年上半期まとめ、アクセス数ランキング・トップ20でした。引き続き、「2024年下半期アクセス数ランキング・トップ20」もご覧ください。