MLCニュース・アクセス数トップ20──カウントダウンで振り返る2025年下半期。7〜12月のニュースで最も見られたのは?

「MLCニュースで振り返る2025年」、続きまして7〜12月の下半期です。

何しろ年間を通すと約2,400本ものニュースがありますので。便宜上、上下の半期に分けておりますが、その二つの期間をまたぐ流れの6〜7月のニュースや、12月に入ってからのニュースは、少々分が悪いかもしれません。しかもこのあと更新停止中にビッグ・ニュースが入ってこないとも限らないので(そういうものは年明けにまとめてお伝えします)、こうしてまとめながら悩ましくもあります。

後半で思い出されるのは、まずはツェッペリンやスプリングスティーンの映画ですね。オジー・オズボーン、そしてKISSのエース・フレーリーといったビッグ・ネームの訃報も相次ぎました。オアシスの再結成と来日公演というお祭り騒ぎなんかも記憶に新しいところ。もちろんクイーンやビートルズのニュースも入っているはず。

さて下半期の1位は何でしょう?

7〜12月 20位 → 4位

弊社にはメタル専門誌として『BURRN!』が、そしてそのウェブ版として当サイトの姉妹サイト的に「BURRN! ONLINE」があり、オジーについてはそちらの方がよりど真ん中であるにもかかわらず、MLCの方にもたくさんの方が訪れてくださいました。20位はそんなオジー訃報関連ニュースのうちの一つ。そしてビートルズの『アンソロジー4』についてはもっと騒がれてもよさそうなものの、案外さらりと流されてしまったような気がします。90年代半ばに『1』〜『3』がそれぞれCD2枚組でリリースされ、大判の書籍やドキュメンタリー・シリーズとして映像がまとめられた時はそれはそれは大騒ぎだったように記憶しています。案外みなさん冷静なのね、と。とはいえやはりビートルズ、ちゃんと20位以内には食い込んできました。

続く二つは手前味噌ですが、弊社からのクイーンに関する刊行物2点が。何しろ今年は「ボヘミアン・ラプソディ」と同曲を収録した『オペラ座の夜』がリリース50周年ということで、「うちがやらずにどこがやる!」とばかりにほぼじ時期に発売(10/31と11/21)、その結果同じくらいの方が同じくらいご覧になったので2項目が連続しました。ブライアンとロジャーからのメッセージなんかもあり(10月28日MLCニュース参照)、入っていてくれないと困るレベルなので安心しました!
クイーン×ミュージック・ライフ公式写真集 ディアレスト

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3,960円
永遠なるボヘミアン・ラプソディ『オペラ座の夜』のすべて

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3,000円

著者:クイーン・コンシェルジュ=吉田聡志(監修)
そして上下の3項目で再びクイーン関連ニュース(11/12/16位)。「ライヴ・エイド」は今年が40周年、「ボヘミアン・ラプソディ」のフラッシュモブは大掛かりなのに一切の隙なく、それはそれは見事です。ジュリアン・コーエンさん、これからも楽しみにしています。特にギターのオリー・ピアソン君とリード・ヴォーカルのミッキー・カリストは我々も期待しましょう。そして名古屋の “クイーン聖地化” はファンの皆さんのご協力なしに実現できません、盛り上げてまいりましょう!

そしてポールのウイングス・ベスト盤はまだまだこれからも盛り上がりを見せるでしょうし、オアシスのコンプリート・ボックスは来日前の熱が徐々に上がっていく時期だったこともあり上位に。ディランのツアー発表については、このあと今月さらに日程を追加し(12月9日MLCニュース参照)、そちらのニュースもかなり見られていました。
 
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10・9・8位は、イベントふたつと映画のご招待券プレゼント。ツェッペリンのトークイベントはやはり盛況、クイーンは席数限定だったため抽選となりましたが、多数のご応募をいただきました。ツェッペリンの映画ご招待券プレゼントは、別稿にも書きましたが驚くほどの数のご応募が!

そしてここにエース・フレーリーの訃報がここにランクイン。『Alive』50周年記念盤のニュースはその後間も無くの発表だったこともあり、ほぼ同じくらいのアクセス数に。ケネディ・センター名誉賞を受賞することも決まっていてエース自身も出席の予定だったので(12月8日MLCニュース参照)、悲しさは倍増でした。謹んでお悔やみ申し上げます。

その間のポール・マッカートニーのニュースは、新しいツアー日程の発表があるたびかなりのアクセス数を集めますが、「で、日本は?」というファンの皆さんの本音が透けて見えますね。ジョンの映像を使用しての「アイヴ・ガッタ・フィーリング」を、ここ日本でもぜひ見てみたいものです。

一方4位にランクインしたロッド・スチュワートのニュースはちょっといただけない内容。大々的にやっているので故人サイドにもご了解を取っているのだとは思いますが、これはいかがなもんでしょう? この上ステージで「でも、僕はまだここにいる!」と語ったということですから、それって追悼になってなくない?と反射的に感じてしまいます。上位の中では物議を醸したものとしてレアなランクインの仕方でした。

7〜12月 3位 → 1位

やはり1位はオジー他界でした。NHKや民放のニュース番組でも大々的に取り上げられるほど。思えばコウモリにかじりついたり(そしてそのせいで狂犬病への感染を心配されたり)、コカインよろしくストローで鼻から蟻を吸い込んでみたり(モトリーの面々と)など、ちょっとやらかしちゃった系のニュースで我々を喜ばせてくれていたので、しんみりとしたムードもわかっちゃいるけどらしくないな、と「さん付け」で報じられている画面を見ていて感じたものです。改めてお悔やみ申し上げます。大好きでした、どうぞ安らかにお休みください。

3位は再び『レッド・ツェッペリン:ビカミング』の話題。驚きなのが2位のヘフナー倒産にポールがコメントを発表したニュース。これ、つい数日前の今月22日に公開したものなんですよ! 第一声は「嘘だろ!?」でした。「ポールといえばこれ」な楽器ですし、みなさんにとっても驚きなニュースだったのかもしれませんが。アクセス数を示すグラフは、数日前からほぼ真上を向いていました……。公開間もないニュースなので、まだまだアクセス数を伸ばしそうな勢いです。
 
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ということで、2025年のニュースまとめでした。みなさんの予想は当たっていたでしょうか。見逃していたニュースなどございましたら、年末年始のお休みに遡ってぜひご覧ください。来年もミュージックライフ・クラブをご愛顧のほど、なにとぞよろしくお願いします。良い年をお迎えください!
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